OK,Darling. But What is Photograph?

だから写真って何なのよ/カマウチヒデキ

アカカンガルー

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  1. 2012/05/17(木) 02:08:29|
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沸々

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また闘志が沸々と。
何に対してかわからん。
ただ、何だかとっても荒々しい心。

撮ります。

・・・・・・

ロゲ・グルニエ『写真の秘密』(みすず書房)読了。訳が悪いのか、もともとこんなもんなのか? なんとも楽しめなかった。買わなくて良かった(職場の社長が貸してくれたので買わずに読めた)。
工藤美代子『もしもノンフィクション作家がお化けに出会ったら』(メディアファクトリー)。以前に出した『日々是怪談』(中央公論社)の続編的な本。僕は「願望として」こういう世界があった方がよい、と思っている。願望、というか、余地として。でも多分、僕の身の回りには、こういうことは起こらないだろう。









  1. 2012/05/13(日) 02:26:12|
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200字小説(9)『人形』

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■人形■

捨てられていた人形を持ち上げたら雨水を吸ってじっとりと重かった。人の姿をしてるからという理由で人形を特別なものだと思ったことはないが、形ではなく重さに生気を感じてあわててねじくれていた手足を伸ばして寝かせた。初めて人形の眼を見た。虚ろで安っぽい透明度だ。その安っぽさに似合わぬ重みと湿り気に耐えかねて離そうとしたが、指先が離れなかった。そんなはずはないと手を振りほどいたら肩からもげて腕だけが残った。(200字)
  1. 2012/05/12(土) 07:15:23|
  2. 200字小説
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フィルムで撮っていたら「色」は感材の特性とラボの技術に左右されたが、デジタルカメラで撮ってRAW現像をすると、「色」を確定するための条件なんて限りなくあやふやなものなのだと気づく。
デジタル化によってラボから色を自在に操れる自由を奪ったが、引き替えに「だから色って何なんだ?」という問いを背負わされ、また悩み抱えるものが増えた。
そう、色。ひいては光。
謎は深まるばかりなのである。






  1. 2012/05/08(火) 07:33:34|
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Night Walker 2012.5.5 ~ 7

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  1. 2012/05/08(火) 00:43:52|
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禁を破ってしまいました!

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神社仏閣・和建築・お祭り系は(写真的には)まったく興味のない人です。
実生活では好きだったりするんですけど、写真には撮らない。
が、これは、あまりの可愛さに、つい禁を破ってシャッターを押してしまった!
西宮神社の太々神楽の烏天狗?
可愛すぎでしょ!



  1. 2012/05/05(土) 00:19:17|
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  1. 2012/05/03(木) 01:50:20|
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四月は超特急で過ぎ去って

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そしてこのブログももうすぐ6周年。
しかし最近あまり人が来ない(寂)。ブログ、とかいう時代じゃないんだろうなぁ。
やめませんけどね。

・・・・・・

読書のメモ。
■沼田まほかる『猫鳴り』(双葉文庫)。猫の生死に仮託するのではなく、猫に並走して生死を考える。緻密に語られる猫の最期が、すべて生きとし生けるものたちへ静かに滑走路を示す。とても美しい生死の物語。
■池内紀『出ふるさと記』(中公文庫)。採り上げられた作家(高見順、金子光晴、安部公房、永井荷風、牧野信一、坂口安吾、尾崎翠、中島敦、寺山修司、尾崎放哉、田中小実昌、深沢七郎)これだけで日本文学の百花繚乱を感じる。日本に生まれて良かったと、この点だけは思える。
■池内紀『文学探偵帳』(平凡社)。
■小山慶太『歴史再発見/科学の歴史を旅してみよう』(NHK出版)。素人向きのテキストなので面白く読めたが、それでもアインシュタイン以降は理解の範囲外へ逃げていく。ま、理解できなくても面白いのだが。
■深沢七郎『楢山節考』(新潮文庫)。映画にもなってるし、有名な小説なので読まなくても筋は知っているが・・・原作読んだのは初めて。凄いなぁ。一切の批評を交えずに淡々と凄惨な世界を描いてるのが素晴らしい。最後に載ってる楽譜の「フラメンコ風に」にぶっ飛ぶ。
■深沢七郎『言わなければよかったのに日記』(中公文庫)。このぐだぐだ感、なんか新しい(笑)。
■水木しげる『のんのんばあとオレ』(漫画版/講談社漫画文庫)。読んで大の大人が何度も落涙。じ~ん。自伝の文章で同タイトルのものがあるので見逃してた1冊。これは、『総員玉砕せよ』『猫楠』と並ぶ水木サン三大傑作の1つだ!





  1. 2012/04/30(月) 23:59:03|
  2. 読書狂
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Night Walker 2012.4.20

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  1. 2012/04/20(金) 23:22:43|
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デジタルデータからのバライタプリント

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フィルム上にネガ像を「インクジェットプリント」するという、最近注目を集めるあの方式、あれってどうなんだろう?
デジタルカメラになって、とうの昔に、写真の聖性みたいなものは失われているのだけれど(単純に証拠能力とか、そういうレベルでも)、特にモノクロのバライタ紙が持っていた多少奇妙な聖域感、あれを、このデジタルネガ方式は良くも悪くも払拭してしまうだろう。逆に出力方式の一つのバリエーションに、バライタプリントは格下げされる(というか、へんな幻想が抜けるだけ、だけど)。
これからデジタルで写真を撮るのに、バライタ紙に暗室で焼き付けるという選択肢が増えたのはまぁいいのかもしれないが、そもそもデジタルでモノクロを撮るところから抵抗がある僕としては、どうにも微妙な問題がさらに微妙にねじくれて、混迷の度を増すばかりである。

なぜモノクロなのか、という問いを棚上げにしてモノクロを撮っている僕は、だってそこに白黒感材があるから、という、単純な理由をけっこう拠り所にしていたのだけれど、バライタ紙が出力の一つのバリエーションに格下げされたことによって、このシンプルな拠り所は、急に足元がぐらつく。「なぜモノクロ?」という棚上げされていた問いに、改めて答えなければならない局面に立たされるのである。うまくすり抜けたつもりがまさかの再喚問である。
バライタ紙の表面の質感と独特の階調に感じる独特にフェティッシュなあの感じ。あれを凌駕するデジタル出力メディアがまだ開発されていない、という、もしかしたら、それだけのことに還元できる話なのかもしれない(いやいや、局紙が、とか、月光が、とかいう個々の意見もあろうがそれはさておく)。
画像のアーカイバル性の話も、今や顔料プリントの発達でモノクロ写真の独壇場ではない。エグルストンのピグメント・プリントが4900万円で落札されたというニュースも流れたばかりだ。
昨年の大震災・大津波で海水や重油にまみれた写真の洗浄作業をするのに、一番強かったのはRCペーパーで、バライタ紙は表面がズルリと剥けて駄目だった、という、バライタ信者には信じがたいような話も流れた。
そこへ来て、今回のデジタルネガ方式の勃興である。
逆にこのデジタルネガ方式がバライタ紙の聖性を維持するための朗報、と単純に考えている人がいたら、残念ながらそれはちょっと違うような気がする。

デジタルネガ方式はバライタ紙の聖性を容赦なく奪う。まぁ、別に悪いことではないとは思う。四民平等である。妙な特権意識はなくした方がいいと思う。
フィルムがなくなるから、代用にデジタルネガ、というのでは、そんなのとてももたないだろう。わざわざデジタルで撮る、ということをちゃんと上に乗っけて考えないといけない。
デジタル画像からネガフィルムを作るので、当然そのネガは8bit/256階調である。ピクトリコの専用フィルムには乳剤のような厚みを持った層があって、それが拡散光を作って階調の隙間を埋めるのかも、という話も聞いた。
いずれにせよ、フィルム撮影したものとは似て非なるものが出来上がるのだろう。未体験なので何とも言えないが。
この「似て非なる」の「似て」の部分ではなく、「非なる」の部分を、逆に大切にして、新しいバライタ印画を作る方が面白いのではないだろうか、というのが今のところの予想である。バライタ紙の質感を使って、銀塩カメラでは作れなかった絵を作る。そうじゃないと面白くないのではないか。

サルガドがライカではなくEOS-1DSマーク3で写真を撮り、デジタルネガ方式でプリントしている、と聞いたときの失望感は、どっちかというと、「サルガドがライカを使ってない」からではなくて、「デジタルネガ方式をやってるのがなぜサルガド?」だったのかも、と思ったりする。



  1. 2012/04/13(金) 16:43:27|
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