
APSサイズの受光素子を持ったデジタル一眼レフが銀塩一眼レフを駆逐し始めたころ、どこかの写真学校の先生が「今こそ使い古された画角と被写界深度の関係を御破算にできる絶好のチャンスである。新しい機材で新しい視線を手に入れるのだ」みたいなことを書いていた。
とある昆虫写真家も「受光素子の小さいデジカメは背景まるごとシャープに写し込めるので、環境ごと記録しなければならない昆虫写真にはもってこいである」と言っている。
記録方式がアナログからデジタルに変わる、というのではなく、撮像素子の小ささと被写界深度の関係からデジタルカメラの良さを語っている。
考えてみれば、今まで画面サイズの大きなカメラというのはいくらでもあったのである。
植田正治写真美術館には壁面に直径7mの画像を映し出す、8400mmF32という巨大レンズがある。壁面投影用のレンズだが、その壁に7m四方の印画紙なりCCDなりを設置すれば立派なカメラになるわけだ。
まぁそこまでいかなくても、一般的に使われるカメラでも被写界深度の浅い、結像画面の大きなものはある(8×10、4×5など)。
先だって僕が『le modele』展で使った八切カメラも、250mmという、35mmカメラだと立派な望遠レンズになる焦点距離が準広角の画角にしかならない。至近距離で使うと被写界深度は驚くべき浅さであった。ノクチルクスなんかおととい来やがれ、って感じである。
写真の基礎知識として、被写界深度というのは画角に関係なく、レンズの焦点距離と撮影距離のみで決まるので、被写界深度の浅い(すなわちボケ量の大きい)写真というのは、受光画面を大きく、焦点距離を長くすれば理論上いくらでも作れるのだ。
だが、受光部を小さくして焦点距離を短くしようという発想は今まであまりなかったのではないか。
銀塩時代にも35mmのハーフサイズというのがあり、110と呼ばれる小さいフィルムもあった。
が、あまりそれらを使ってシリアスな写真を目指した人というのは(いるのかもしれないが)そう多くはないだろう。それは受光部が銀塩フィルムだったからで、フィルムの面積が小さくなれば当然粒子が荒れる。極端に被写界深度が変わるほどの小さなフィルムでは、得られる被写界深度の効果以上に失われてしまう解像感の問題があったからだ。
しかし今のフォーサーズやリコーGRデジタルを見ると、昔のハーフサイズや110のような画質の悪さはもちろんなく、それに対応するレンズ性能も向上して十分に写真として成立するクオリティを超えているわけで、このデジカメの時代になって我々は初めて「まともに使える被写界深度の深いカメラ」を手に入れたことになる。
(フォーサーズは35mmフルサイズの約4分の1、GRDの1/1.8型にいたっては25分の1の面積しかない。GRDの実際の焦点距離は5.9mmである)
デジタル一眼レフが軒並みAPS-Cサイズより小さな撮像素子を使用しているのは、大きなCCDやCMOSは高価で商品価格として現実的なラインに収めるのが難しいから、という単純な理由による。大きなCCDはベラボーに高いのだ。
銀塩時代は新品でも数万円で35mmフルサイズの受光素子(早い話が35mmフィルムのことだが)を使えるカメラが買えたが、デジタル時代の今は一番安いEOS-5Dがやっと在庫処分価格で20万円を切りはじめたところである。
同じ焦点距離と被写界深度の関係を手に入れるために膨大な金額を支払わなければならなくなったのだ。
が、逆に考えれば、昔はいくら金を積んでも手に入れられなかった焦点距離の短い被写界深度の深いカメラを、今は簡単に手に入れられるのである。
撮像素子の大きさ=被写界深度の変化、という観点に立てば、デジタルカメラは、一定水準を保てるギリギリの小型撮像素子を持つ機種が一番「買い」である、と断言できる。
だって、焦点距離の長い絵はフィルムカメラでも撮れるんだもの。何も無理して20万円出してEOS-5Dを買ったり50万円出してニコンD3を買うことはないのだ。
僕の持っている一番安かった35mmフルサイズカメラは古道具屋で買ったペンタックスSPFタクマー55mmF1.8付き2600円、である。D3の200分の1・・・まぁ、比べてどうする、って話だが。
というわけで、結論。
「一定水準を保てるギリギリの小型撮像素子を持つ機種」
で、ちゃんとレンズ性能の考えられた機種。
すなわち、リコーGRDは「買い」である。
デジタル買うならGRD!(GRD2ならなお良し)
・・・・・・
いえ、決して、誰かがGRで撮った写真を見て、僕も欲しくなったなんてことは。
そんなんじゃなくて。理論的に、ね。ええ。
ははは。
ははは。
違うよ川本さん。
(ま、お金ないし、買わないけどね)
- 2008/06/29(日) 23:00:00|
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昨日、重いカメラは嫌だ、軽いミノルタコードはいいなぁ、ということを書いたら、テロメアさんが「ミノルタコードだって重い」と。
嘘だぁ、そんなに重くないよ、と秤に乗せてみたら、なんと1kg以上あった(家の台所秤が1kgまでしか計れないので詳しい数値はわからないが、とりあえず振り切っていた)。
1kgというカメラが重いかどうかは人それぞれだろうが、たとえば僕の常用カメラであるニコンF2に50mmF1.2というのは約1100gである。
他も調べてみました。
ライカM4にノクトン50/1.5なら850gくらい。
ビッグミニFは190g。これは軽いな、さすが。
ブロニカS2+75mmはなんと1780g! 重い!
ペンタックス67に105/2.4、うおー2300g! 漬け物もおいしくなる重さ!
・・・そりゃ腰痛にもなるわな。
ていうか、マスコットバットとはよく言いましたねテロメアさん(笑)
しかし、腰痛と引き替えに、重いカメラはブレにくいわけで、今回の展示の写真でも1/15秒とか1/8秒とか、手持ちでガンガン撮ってるんですが、けっこうそれなりにイケてますよ。
重量級といえばブロニカも、シャッターを光軸方向へ押すのでほとんどブレません。相手さえ動かなければ1/8で止められます。
軽いカメラってブレちゃいますもんね。
ミノルタコードで低速切ったら、ファインダー覗きながらチコッ、とシャッター音がする間にしっかり画面が流れてるのがわかってしまう。
ストラップを短く括って下方にテンションかけながらオデコにくっつけて撮る、ってのが二眼・低速の正解かな。
(そんな苦労しなくても重いマミヤ二眼がありますよ、ってア○シ君の声が聞こえてきそうだが・・・)
しかし婚礼スナップの仕事をするときなんかは、EOS-1系のカメラ2台にLズーム3本と50mm、ストロボ2個にバッテリーパック、なんて装備で撮るわけだから、それを考えたらまぁ、1台ならペンタ67ですら「軽い」部類なんですが。
・・・・・・
昨日ギャラリー来場者が少なくて寂しかった、と愚痴った効果で、今日はたくさん見に来ていただけました。
みなさんどうもありがとうございました。
あと開廊日8日間ありますから。何回でも見に来てください。
- 2008/05/22(木) 23:58:37|
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シグマDP1,あちこちで話題ですね。
良くも悪くも、って感じで。
写りは最高、でも動作が緩慢で・・・というのが総じての評価でしょうか。
別に高性能でなくてもいいから、そこそこ大きいイメージセンサーで、画素数もそこそこでよくて、俊敏、とまではいかなくてもあまりストレスを感じない程度の運動神経と、F2.8レベルの普通に写るレンズを搭載したコンデジを、どこか出してくれませんかね。あ、画角は換算35mm希望です。
と、早い話が、ビッグミニFくらいのカメラが欲しい、ってことです。
というわけでソニーさん、ビッグミニD、出しませんか?
- 2008/03/23(日) 00:29:01|
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格闘1時間。
たった10枚の八切フィルムを作るために、ええ、頑張りましたとも。
8×10のトライX10枚入りを買ってきて、暗室で切って八切にしました。
押し切りカッター、昔4×5を半分に切っていたのとは、さすがに勝手が違います。
でかいものは、たとえ紙であっても切りにくい。
それを暗黒でやるのです。想像以上に難渋しました。
ふー。
フィルムの装填は、まぁ、4×5と似たようなもんですから、これはお茶の子サイサイでしたが。
お茶の子サイサイって、使うのいつ以来だろう、こんな言葉(笑)
昔、仕事で4×5を使っていた頃には、土日の婚礼ラッシュに備えて、金曜の晩に50枠(100枚)くらい装填してました。冷暖房のないフィルム用暗室に籠もって。
冬はいいけど、夏は地獄だったなぁ。
ところでこの八切ホルダー、木製なので、古くなって木くずとかたまってそうな気配。
そんなホコリが全部フィルム面に落下したら、あとのスポッティングが大変そう。
と、撮る前から心配することがいっぱい。
・・・・・・
読書メモ。
荻上チキ『ウェブ炎上』(ちくま新書)読了。
そのあと読みさしだった小谷野敦『日本売春史』(新潮選書)を続けて読んでいたのだが、大阪の仕事場に忘れて来てしまい、帰りの電車で激しく後悔。ノってきたところだったのに。
仕方なく、鞄に入っていた、ブックオフで100円で買った金井美恵子『遊興一匹 迷い猫あずかってます』(新潮文庫)を読む。
売春の歴史を読んでた頭で飼い猫エッセイ。ノれるわけなし。
しかたなくiPodに切り替える。
戸川純『玉姫様』のアレンジワークに感心。誰だっけ、細野晴臣かなぁ。
・・・・・・
金井美恵子といえば、その文庫と一緒に買った『快適生活研究』(朝日新聞社)は、見返しに金井美恵子のサインが入っていた。
誰か知らないが、サイン本売るなよー。
- 2008/03/02(日) 01:48:42|
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さぁ、明日はヨドバシでフィルムを買うぞ!
と意気込んだものの、ちょっと待てよ、これって本当に8×10? と不安になったのです。
昨日の記事にアツシさんが「シノゴの倍ですかー 」とコメントをくれたので、「違う、4倍」と書き込んだものの、あれ? ほんとに4倍もあるかな、と不安になり、測ってみることにしました。
・・・・・あ。
ち、違う! バイテンじゃない!8×10(エイト・バイ・テン)の単位はインチですから、フィルムサイズは2.54をかけて、約20×25センチになります。まさに、これが4×5(シノゴ)の4倍ですね。
しかし、ホルダーの中に入っていた古いフィルムを抜いて実測してみると、ちょっと8×10より小さいのです。
実測16.3cm×21.2cm。なんだとぉ〜?
調べてみました。とっくの昔に廃れたフィルムサイズで、「八切」とか「四つ二分の一」と呼ばれていたもののようです。5×7と8×10の間にこんなのがあったんですね。
当然、今はそんなサイズ、売ってません。
せっかくカメラ借りたのに、フィルムがもうないなんて・・・・嗚呼。
・・・と、僕がヘコんでいるとでもお思い?
8×10より大きい、というならヘコみますが、小さいんですよ。
8×10を切ればいいわけだ。縦横、各3センチちょっとづつ。ノッチを残す方向に切れば、裏表を間違えることもありません。
昔、職場にまだ暗室があって証明写真のモノクロを全部シートフィルムの密着で作っていた時代(十数年前)、新人社員の僕は毎日暗室で押し切りカッターにガイドをつけて4×5フィルムを半分に切っていたのです。暗闇でカッター使ったこと、十数年前だけど、ちゃんと経験あるのです。
せっかく高い金出してフィルム買うのに、フル面積使えないなんて、ちょっと悔しいですが、まぁ対処方法があってよかった。
あとは、ちゃんとフィルム切れるかどうか、だけ(笑
- 2008/03/01(土) 01:00:17|
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昨日の続き。
8×10の組立暗箱、というやつですが、本体のどこを見てもメーカー名等の記載がありません。
で、これが5〜6年前の大掃除で出てきた撮り枠。捨てるというので「加工して額にでもするから下さい」といって、貰ってきたもの。
加工しなくてよかったー(笑)

今の8×10ホルダーと違って、けっこう複雑な仕掛け。
8×10のフィルムって、さすがにデカいですね。
比較のためにブローニー・フィルムを横に置いてみました。

250mmというレンズは、8×10では準広角レンズくらい。昔はこれで学校の集合写真でも撮ってたのでしょう。もうちょっと長い、標準くらいのレンズが使いたいんだけど、まぁ贅沢は申しますまい。

格納するとこんなにコンパクトに。

広角レンズの8×10持って、何を撮るって?
やっぱり人物でしょう。
じゃかじゃか撮るんじゃなくて、一発勝負の人物写真。
- 2008/02/29(金) 00:59:31|
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お、何だこのカメラはっ!
ふふふ。会社の倉庫で発見。エイト・バイ・テ〜ン!
シャッター、グリスねばってるけど、なんとか使えそう。透かしてみる限りでは、綺麗なレンズ。25cmF4.5フジナー。
先代の社長が使っていたもののようです。
前に倉庫整理した時に8×10の取り枠だけ発見して、捨てるなら下さい、と意味なく3つほど貰っておいたのですが、今回は本体を見つけました。
さすがにこれは先代社長の思い出に置いておくみたいですが、現社長にお願いして借り受けて来ました。
ええ、もちろん社長が僕に貸してることを忘れるのを期待してますが何か?
うーん、使えるかなぁ。使えるといいなぁ。
もし壊れてる部分があったら勝手に修理して、その出費分の所有権を主張するってのはどうかな。そんなことばっかり考えてるな。
バイテンですよ。密着で六切ですよ。
ううう、はやく撮ってみてぇ!
- 2008/02/28(木) 00:28:18|
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仕事中にカメラが壊れた。
こういうのって何度やっても心臓に悪い。
コダックDCSpro14n。何それ、と言われそうな機種だが、ニコンFマウント初の35mmフルサイズ1370万画素CCD搭載カメラ、と言えば思い出す人もいるかな?
まだ仕事でそんなの使ってるのか、と呆れられそうな機種だけど。
婚礼撮影中に異音がしてファインダーがブラックアウトした。上の液晶表示部にエラーを示す記号が点滅し、撮影画像を記録できない旨の警告が背面ディスプレイに出る。
慌てず騒がず(嘘。慌てまくりです)スタジオの隅に転がしておいたフジS2proに持ち替える。
フジS2proはコダックDCSpro14nと同じくニコンF80をベースにしたデジタルカメラだが、解像度1200万画素を謳うものの解像力的には実質600万画素のカメラである。
新郎新婦二人の写真や新婦一人の写真だと六切くらいならOKなのだが、問題は集合写真だ。小さな顔がたくさん並ぶような写真には、正直S2proの画像だと厳しい。フォトショップでの後処理でシャープネスを上げなければならない。
さてさて壊れたコダック14n。おかしくなった直前の画像を背面モニターでチェックすると、画像の右上1/4がカラフルな「砂の嵐」状態になっている。完全にCCDの異常だ。
調べてみると2003年5月発売とあるので、5年近く稼働していたことになる。デジカメの5年って、銀塩カメラの20年くらいに相当するのではなかろうか。
買ったときは70万円くらいしたはずだが、今ではこんなカメラに修理代払うのももったいない、という感じの性能である。解像力は凄いんだけど(1370万画素)、色の作り方とか全然練れてないし、CCDの部分によって色ムラがあるし(コダックは異常ではないと言い張った。これが異常でなくて何なんだよ!)、ローパス入ってないので擬色とパターンモアレが出放題だし。
今会社でこのカメラが使えるのは僕ぐらいだろう。とにかく癖のある発色をするのでRAW現像&フォトショップでの色補正にコツが要る。普通に現像してプロラボにプリント依頼すると「色が出ませ〜ん」とプリントマンから泣きが入るので、このカメラを使った仕事は自分で色調整して業務用インクジェットプリンター(エプソン・クリスタリオ)で出している。
まともな色を出せるまでどれだけ試行錯誤したことか。
そんなカメラなので、もう修理代出してまで治したりしない。とっくに役目は終えている。廃棄である。
壊れた銀塩カメラはインテリアにもなるが、壊れたデジ一眼って、ほんとただのゴミですな。
話を戻そう。
コダックが壊れたのでフジS2で集合写真を撮らねばならない。
親族だけの集合写真だったので、思ったより人数は少ない。この人数ならシャープネス出すのもそんなに無理しないで大丈夫だろう、と少し安心しながら、お客さんを並べて、いつものようにシャッターを切る。
・・・切れない。
なんとフジS2proまでおかしくなってしまった!
あとで調べたらACコードの不良だったのだが、そのときにはわからないから、電源を入れたり切ったり、色々やってみて、やっぱりカメラは動かない。
一日に二つもカメラがおかしくなるって、どんな確率なんだよ。なにが憑いてるんだ?
デジカメがなくなってしまったので、サブのサブ、銀塩カメラのフジ6×9で撮る。
これまで壊れてたら泣くよ。いや、シャレならんよ。
で、フジ6×9でなんとか撮影できたのだが、お客さん待たせていくつもカメラの用意なんか出来ないので、撮影は1台きり、サブなし。
サブなしで仕事の写真を撮る恐怖。
何か機械トラブルがあったらおしまい。
カメラが調子良くて、撮影も失敗してなくても、現像所で何か失敗が起きたら、それでアウトである。
「二度あることは三度ある」というのは、確率論的におかしい。二度あっても、三度目がある確率は、一度目、および二度目と同じはずである。
だからといって絶対大丈夫、とも言えない。一度目、および二度目と同じ確率で、事故は起こりうるからだ。
縁起でもないこと言うなっ! あ、自分に言ってるんだけど。
で、大阪の式場からいつもの西宮の職場に帰ってくると、エプソンの大判プリンター(MC-7000)が壊れていた。
何なんだよ、今日は。
[2/26追記]
フジ6×9の現像上がってきました。事故もなく、無事でした。ああ良かった。
- 2008/02/24(日) 20:29:18|
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[Konica Big Mini F / tri-x]
ビッグミニFって、あまりみんな言わないけど、ほんといいカメラですよ。
Big Mini最近このカメラで撮ったネガを焼くのが楽しい。
二日続けて暗室に入る。
・・・・・・
斎藤美奈子『戦下のレシピ』(岩波アクティブ新書)『冠婚葬祭のひみつ』(岩波新書)『文学的商品学』(文春文庫)三冊続けて読了。
小谷野敦の言うとおり、最近ソフトになった斎藤美奈子。
面白いけど、ちょっと食い足りない気がしないでもない。
- 2008/02/18(月) 01:55:39|
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ヒロミックスなんかが使い出すずっと前からビッグミニを使ってる。
って、ヒロミックスに対抗してどうする(笑)
何台か使い潰して、今使ってるのは最終型のビッグミニF。35mmF2.8。なかなかいっちょまえのレンズである。
F3.5の機種ですらかなりいい写りで、いい加減に撮っても簡単に六切くらいには伸びた。
この前ナダールの橋本氏と話していて「あ、僕もビッグミニ大好きでした」なんて話になって、長らく忘れていたこのカメラを引っ張り出してみた。
欲を言えば、いろいろこうだったらなぁ、という部分はある。例えば、せっかく露出補正がついているのに、電源入れ直すたびにセットしなきゃいけない、とか。その露出補正もオーバー側は+1.5のままでいいけど、アンダー側は-0.5か-1だったらいいのに、とか。
まぁ、そんなこまかいことには目をつぶろう。
写りは、かなり良い。
実際、久々に2〜3本トライXを通してみて、ちょっとびっくりした。
こんなに良かったっけ?
ビッグミニって、どの機種も昔からポジ向きの渋めの露出をするんだけど、ネガだともうちょっと乗って欲しい感じで、かといって+1.5補正だと乗りすぎる。
今回、安易な解決策として、全部+1.5で撮って、現像を短めに切り上げる、という方法をとってみた。
これが当たりだったようだ。
シャドウの階調もよく出てる。さすがはヘキサーの従兄弟。
しばらくハマるかも。
・・・・・・
Flickrに
「Big Mini」セットを作りました。ちょっとづつ増やしていきます。
- 2008/01/02(水) 03:45:10|
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