OK,Darling. But What is Photograph?

だから写真って何なのよ/カマウチヒデキ

メインサイトに新ギャラリー『nocturne』アップしました

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メインサイトに新ギャラリー『nocturne』アップしました。
Bluesさんにもらったポジを使って撮ったものの中から夜景ばかり集めたものです。
カメラはコンタックスG2+45mm F2とニコンF2+50mm F1.2。

メインサイト
http://www7a.biglobe.ne.jp/~kamauchinet/
  1. 2006/06/28(水) 23:09:44|
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「写真集を買いに」更新

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メインサイトhttp://www7a.biglobe.ne.jp/~kamauchinet/の「写真集を買いに」のコーナーを久しぶりに更新しました。
今回は植田正治です。
  1. 2006/06/26(月) 18:47:12|
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写真の謎

photo by co1

写真は謎。その謎を解くために写真を撮る。その謎が自分。だからすべての写真はセルフポートレートである。
(photo by co1)
  1. 2006/06/22(木) 02:12:42|
  2. 写真
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OSAKASEVEN

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10月15日(日)-22日(日)、大阪・天満のフジハラビルでグループ展を開催いたします。
http://www.slash-design.com/osakaseven/
メンバーはFotologueを中心に活躍する(自分で言うな)7人。

Blues
Carlos Noboro
clarice
co1
カマウチ
コヒ山
Tommy

どうです? フォトログに関わったことがある人なら絶対知ってる7人。豪華でしょ!
詳細決まり次第、順次上記HPにアップしていきます。
  1. 2006/06/17(土) 01:03:09|
  2. 展示
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ニコンおやじ

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ニコンおやじが嫌いだ。

前にもどこかで書いたと思うけど、たとえば仕事で行った写真の用品ショーで、インクジェットメディアのコーナーで自分の勉強不足なデジタル知識を棚に上げて「なんでこんなに思い通りに色が出ないんだ。だからデジタルはあかんのじゃ」と営業の若者に食ってかかる推定年齢50歳、カメラマンベストを着て肩からニコンD100を下げたオヤジ。お前50にもなって言葉遣いってもの知らんのか。ニコン下げてりゃ何か偉いのか。え?
大体ニコンおやじって年下に向かって敬語使えないやつ多いよね。店員だろうが若造だろうが初対面の人間には敬語だろ、普通。

キヤノンのモデル撮影ブースで執拗に水着のお姉さんをなめ回すように撮りまくり、あれこれ注文しまくってあからさまにお姉さんに迷惑がられている推定45歳オヤジのカメラは、試用品のキヤノンデジカメではなく自前のニコンだった、とか。恥ずかしいからそういうことやめなさい。ね。

写真を始めた頃、僕のニコンFEに付いてるシグマの広角レンズを見て「お兄さん、シグマなんてのはね、ミノルタとかペンタックスとか、ああいうB級のカメラに付けるもんなんですよ。天下のニコンにそんなもの付けちゃいけません」と真顔で僕に説教した駅前のカメラ屋のオヤジ。これほんとの話。

とにかく、なんで世の中のニコン下げてるオヤジはみんな揃ってこんなやつなんだ?

あ、不穏当な発言でしたね。少ないサンプル数でこんな断定的なこと書いちゃ駄目ですよね。普通に紳士なニコンおじさま世の中にはたくさんいらっしゃることでしょう。不運にも僕の周りに少ないだけで。
でも少なくともオリンパスのOM-1とか下げて僕にこんな不愉快な印象を与えたオヤジっていませんよ。

だからニコンの何がそんなに偉いんだよ、って話です。
金さえ出せば買えるもので、無条件に「これ持ってりゃ偉い」なんてものはないと思うのだが。しかもライカやコンタックスなんていうブランドもあるわけだし、決してニコンが「文句なしに世界一のブランド」ってわけでもなかろうに。
何故世のニコンオヤジどもはかくまで尊大であるのか。全くもって謎なのである。

僕にとってニコンとは。
まずはじめに買った一眼レフがニコンFEだった、ということ。そのニコンで写真の基礎を学んだこと。その後FE2、New FM2などを使ったこと。写真を仕事にしてからは会社の機材がニコンだったので、否応なしにニコンを使い続けたこと。とにかく、身の回りにゴロゴロとニコンが転がっていて、何の思いこみも幻想もなく、ただ仕事用機材としてそこにあるから使ったこと・・・それ以外に何の感慨もない。としか言いようがない。

婚礼の仕事をし始めたとき、スナップの機材としてあてがわれたのがニコンF4とNew FM2。F4はとにかく薄暗いチャペル内でAFがほとんど効かず、サブがFM2だったこともあって、AFに頼らずスプリット部でMFでピントを合わせる癖がついた。キヤノンEOSを使っている同業者を何度うらやましく思ったかわからない。

何年か経って、会社のあてがい機材ではどうにも良い写真なんか撮れない、自分専用の個人機材を買おう、と決心したときに、その候補にはニコンなんか入るはずもなかった。迷わずEOSのセットを買いに行った。

僕にとってニコンとは、まぁその程度の関わりである。
でも初めて買った一眼レフがニコンだったため、最初はやはりニコンを中心にレンズを揃えた。
トキナー20-35/3.5-4.5、シグマ28/1.8、ニッコール24/2、同35/2、同50/1.4、同50/2、同55/2.8、同105/2.5、同180/2.8、同200/4、トキナー90/2.5、トキナー100-300/4等々。
(キヤノンを買ったときにかなり整理してしまったので今はニッコール24/2、35/2、50/2、トキナー90/2.5の4本しか残ってないけど)

で、前々回に書いたように、棚からF2が落ちてきたのである。
これがなかなか、いいのである。
ニコンの頑丈神話というのは、まぁただの神話であるとは思うのだが、いやたしかにこのF2、頑強という字でカメラを作ったような、そんな雰囲気が漂いまくりである。そして重い! しかし嫌な重さではない。ずしんと気持ちよく重い。
加えて、前々回にも書いたとおり、ファインダーがすごく見やすい。

最後まで売らずに残った4本のレンズが、これまた最後まで残っただけあって良いレンズだし。ボディはもう1台FM2があるし。これに50/1.2なんか買い足したらシステムとして完璧?

ちょっと真剣にニコンで写真撮ってみるか、なんて。
・・・・・さんざケナしておいて、僕もニコンオヤジになるのか???
いきなり尊大な、嫌なやつになってしまったら注意してね。
いやー、ニコン菌って繁殖力強そうだから。

なんか不安(笑)
  1. 2006/06/13(火) 01:58:01|
  2. カメラ
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理想のカメラバッグについて考える

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最近あまり出番がないのですが(撮るより編集の仕事が主になっているので)、それでもたまに婚礼スナップの仕事をしたりします。
とにかく大事な大事な結婚式、撮り漏れ、機材トラブルを防ぐためにカメラ2台は常識ですから、そういう仕事の時は一番大きなカメラバッグ(エツミの味も素っ気もない、ただ大容量ということにしか意味のないモデル)にEOSを2台、クリップオンのストロボ2つ、ストロボ用外部電源1つ、20mm、50mm、標準ズーム、望遠ズーム、場合によってはプラス85ミリや魚眼レンズ等も詰め込んで行きます。

しかしこの大きなバッグを抱えて式場を歩き回るわけにはいかないわけで、これは現場への運搬用です。これとは別に現場で使用する小さなバッグが必要です。
カメラは常に首と肩に掛けているので、交換レンズとフィルムが入ればいいわけで、僕は一澤帆布のトートバッグにハクバのクッションボックスを入れて使っています。トートバッグならいちいちバッグの蓋を開けずに手を突っ込んですぐにレンズが取り出せるし、交換したフィルムもすぐに投げ入れられる。

ただ、売っているトートそのままだとちょっと取っ手部分が短くて、スムーズに出し入れ出来ないことがありました。そこで一澤帆布にお願いして取っ手が正規品より20cm長いトートを作ってもらいました。この程度の注文ならプラス1000円も払えば対応してくる、さすが職人の店一澤帆布。20cm長くなると簡単に肩を抜くことができ、すいすいレンズ交換が可能に。これはなかなか重宝です。

大量の機材を持ち運びする仕事用の場合はこんな感じです。あまりに重いので、キャスター付きのバッグを使ってる人が多いですね。僕は持ってないけど。

・・・・・・

普段の、仕事でない写真を撮るためのカメラバッグ、というか、カメラの入るカバンについて考えてみましょう。
普段みなさんどういうカバンをお使いですか。
僕はたいていカメラは1台しか持ち歩かないし、交換レンズは持たないようにしています。たとえば今日はニコン+24mmで行く、と決めたら24mmしか持たない。その日一日眼球の画角を24mmに固定してしまうのです。

だからカメラが1つ、コロンと入るバッグなら何でもいいということになります。
ですが、この「カメラ1つ」って、カバンのどこに収めるべきか、実はけっこうむずかしい。
カメラって、コンパクトカメラならまぁどんなカバンにも入りますが、一眼レフはレンズが出っ張っているのでけっこうカサバります。
そのカサバるカメラ一つと日常必要なくさぐさのものが入るカバンが欲しいわけです。

前にも書いた通り、一澤帆布の本橋成一モデルのカバンをずっと使ってきました。あの箱形のカバンにハクバのクッションボックスを入れ、中を三つに割ります。仕切りの一つにカメラを、一つにフィルムを入れた缶を、一つに小さいタッパを縦に三つ重ねたお弁当を(笑)。おお、完璧な収納。

この一澤カメラバッグにはメインの躯体の両側面にもポケットがあるし、体の側面に下げたとき前後になる部分にも両方ポケットがついています。前のポケットには財布、後には鍵や筆記用具、外側面のポケットには手帳やら地図やらを、手前側面には読んでる本を。便利です。

これで十数年、ずっと愛用してきたのです。使いつぶして今現役のもので4つめになる、というのは前に書いたとおり。

しかし、僕は長男なので、何でもかんでも持ち歩きたいタイプなのよね~。
あ、今笑った人、吉田秋生のファンだね。
どうでもいい話でした。誰もわからんっちゅーねん(笑)
話を戻します。そうそう、僕はけっこう普段から何でも持ち歩きたい性格なのです。
ちなみに今持ってるカバンに入っているものを列挙してみましょう。

ニコンF2、35/2レンズ付き。財布。鍵。フィルム入れ。本2冊。折りたたみ傘。ポケットティッシュ2ヶ。ウェットティッシュ1ヶ。手帳。写真の入った小さいファイル。名刺入れ。印鑑。爪切り。ポケット地図3冊(大阪・神戸・京都)。保険証。ボールペン1と油性マジック1が入った筆入れ。薬入れ(フジヤ・ペコちゃんの缶)。ソーイングセット。カシオ電子辞書。モンダミン。かゆみ止め。携帯電話。ノートA4が1冊。ゴミ袋(雨が降ったときにカメラバッグを覆うため)。タオル(雨の中で写真を撮るときにカメラに巻くため)。・・・こんなもんかな。

多いでしょう? 
なんか年々、持ち歩く物の量が増えてきて、一澤帆布じゃ入り切らなくなってきたんです。
で、メインの躯体の外にかなり大きな第二収納のついた、アルティザン&アーティストのACAM-2000というタイプに換えたのが、2年ほど前。これが、見かけは小さいのに、第二収納部の使いやすさでなかなかの使い心地なのです。

ところが、見た目も使い心地も悪くないと思っていたACAM-2000、使ううちにやはり弱点が見えてきました。
ショルダーベルトの取り付け方が良くなくて、ベルトが金具の端にたまって撚れてしまうこと。これはちょっとカバン屋として初歩的な設計ミスのような気がします。
そして、やはり使い倒してボロボロになってきてるんですが、こうなったときの風格が、やはり一澤帆布にはかなわないこと。
まぁこれは言っても仕方ありませんがね。

このACAM-2000の次は何を使おうか。
一澤帆布の本橋モデル、これを1.2~1.5倍の容積に拡大した大きなタイプがあれば欲しいんだけどなぁ。
前にアサヒカメラと本橋成一と一澤帆布が組んで「理想のカメラバッグを作ろう」という企画があったんですが、そこで作られたバッグが容量的にもなかなか理想的でした。そのときはアサヒカメラが窓口になって、ダサイことにアサヒカメラのロゴをつけて売っていたので興味なかったのですが、その後一澤帆布が同じタイプの量産モデルを作る、という噂が聞こえてきた矢先、例のお家騒動があったのです。
あ~あ。

一澤「信三郎」帆布に別注しようかなぁ。
そんな金どこにあるねん。ないない。
単純に持ち物減らせばいいんだよな。そうだよな。腰も痛いしな。



  1. 2006/06/11(日) 22:03:26|
  2. カメラ
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こんなん出てきました(笑)

オリックスの清原が若い頃、部屋の掃除が嫌いでいつも散らかしていて、久しぶりに掃除をしたら部屋のあちこちから封筒に入ったお金がゴロゴロ出てきた、というような話をしていた。
不精者なので、インタビューとか、写真を撮らせたとか、そういう小仕事の謝礼をもらっても部屋に帰って適当に放り出す。枕元に投げたり。上着のポケットに入れたままだったり。
そういうのがたまりたまって、部屋のあちこちから発掘されるのだそうな。

うらやましいとかどうとか、そういう話ではない。彼はプロ野球選手である。それくらい驚くにはあたるまい。いや、うらやましいけど。
同じ大阪だし、ジャイアンツにいた頃は自動的に「ブツけてしまえ」リストに入っていたが、あそこを辞めさえすれば好きな選手である。同い年でもある。
面と向かったら怖いだろうな。会いたくはないな。

清原の話はどうでもいいのだった。
部屋から忘れてたような何かが出てきて、という話である。

僕はお金の存在は絶対に忘れないが、家にたくさんあるものならば、つい存在を忘れてしまうということもあるだろう。
僕の場合は、忘れていたカメラが出てきた。

正直、僕も整理整頓は嫌いである。前項で紹介した一澤帆布のカメラバッグの中とか、棚に乗せたプラスチックのカゴの中とか、玄関とか、リビングの小さな棚家具の中とか、あちこちにカメラが転がっている。1年くらい使ってないカメラもある。中にはどうやらフィルムが入っていて、すでに感度いくらのフィルムなのかもわからない。カラーかモノクロかも、当然何撮ったのかもわからない。じゃあフィルム出して現像しろよ、って話ですね。はい、します。そのうち。

で、先だっての一澤帆布の話のときに、一番古い白のカバンの中から、完全に忘れていたカメラが出てきたのである。
ニコンF2フォトミックA。
いやー、これは完全に忘れてた! こんなゴツいカメラの存在を忘れるか、って?

自分で買ったカメラなら忘れたりしない。
これは某新聞社の知り合いから「支局の倉庫に眠っていた」ものを、どうせ捨てるんならと譲ってもらったものである。タダで。
新聞記者が使い倒した F2である。一見ズタボロだ。しかし、持って帰って磨いてみると意外と外観も綺麗になったし、シャッター等チェックしてみても壊れたところはない。

ただ、フォトミックファインダーの電気系が壊れていた。内蔵露出計が使えない。
当時から僕はニコンFM2などのマニュアル機は使っていたものの、今みたいに露出計をわざと殺して使うような、そこまでの習熟はしていなかった。いくら名機F2といえども僕の常識の中では「露出計が壊れている = 壊れたカメラ」だったのだ。そのままカバンの奥に押しやってしまった。

あれから何年たつかも忘れた。
押し入れの奥にあった初代・一澤帆布本橋型カバン白を引っ張り出してみると、クッションボックスしか入ってないと思っていたのに、なんだか重い。
そう、ここにニコンF2が入っていたのである。

まずファインダーの見え具合に驚く。古いカメラだから、中級機とはいえ新しい年代のFM2なんかより見えにくいスクリーンが入っていると思いこんでいた。
ところが、おおお、古いとはいえさすが Fヒトケタ、すごく見やすい。

これって、もしかして、すごいカメラなのでは・・・。

露出計が壊れているからクズカメラ、と思いこんでいただけで、露出計なしでも撮れるようになった今の僕にとっては・・・・おお~い、これって、メインに使ってもいいカメラだぜ!

落ち着け、落ち着け。喜ぶのはフィルム1本通してからね。
何か不具合あるかもしれないし。
・・・でも、なんか大丈夫な気がする。
うふっ。うふっ。い、いかん、つい笑みが。
  1. 2006/06/09(金) 20:23:46|
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一澤帆布の本橋成一型カメラバッグ

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前に書いた一澤帆布の”本橋型”カメラバッグをご紹介。

お家騒動でえらいことになってしまった一澤帆布。今は新ブランド・別店舗で営業しているそうですが、新しい「一澤信三郎帆布」の方にはまだ行ったことがありません。

僕は15~16年前からずっと一澤帆布のカバンのファンです。トートバッグやショルダー、そしてこの「本橋型」のカメラバッグ、持っているもの全部合わせたら20以上は家にあるはず。

さてこのカメラバッグ、カメラバッグという名称では売られていませんが、その昔、写真家本橋成一さんが特注したものを部分的に手直しして量産モデルにしたもののようです。
黒、グレーは現役。白とレンガ色(オレンジ?)は使いすぎて体に当たる部分が擦り切れて破れています。
18000円と決して安くはないけれど、15~6年で使い潰したのは2個、現役2個ですから、大雑把な計算ですが1個あたり4~8年はもつ、ということです。
とにかく頑丈でいいですよ。
  1. 2006/06/08(木) 18:06:16|
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この孝行息子がっ!

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馬鹿な子ほど可愛いという。
僕にはカシコいのも馬鹿なのも、いずれの子もいないのでわからないのだが、前回の続きでカメラの話をするならば、馬鹿なカメラは馬鹿なカメラであって可愛くもなんともない。ペンタコンシックスTL、本当に手のかかる馬鹿カメラである。
半分嘘。ちょっとは可愛い(笑)。でも腹立つことの方が断然多い。

馬鹿な子ほど可愛いなんていうと、普通に努力している馬鹿でない子の立つ瀬がない。
逆に何でも出来る、親を楽させてくれる孝行息子はどないやねん、と考えると、仕事で使っている快適AFキヤノンEOSたち、まぁ仕事となればカメラは優秀&楽チンなのがいいのは言うまでもない。が、この有能な子供たちには、仕事以外ではつきあいたくない。何でも勝手に簡単にやりすぎる。大きなお世話。・・・勝手なものだが。

今日は普通に努力している「馬鹿でない」、かといって疎ましくなるほど有能でもない、地味な子の話をしよう。

ゼンザブロニカS2、ニッコールP.C75mmF2.8付き。

6×6判、クイックリターン式の機械制御一眼レフ。露出計はついていない。ファインダーはウェストレベル。ピントグラスは全面マット。フィルムマガジン交換式で、特筆すべきことにはこのフィルムマガジン、120/220の切り替え・共用式である。これは便利。
予備のフィルムマガジン1個とアイレベル式の交換ファインダーが付いて、3年前に5万円で購入(アイレベル式のファインダーは倍率が低くて結局使い物にならず、すぐに売ってしまったし、僕は一日に二種類のフィルムを入れ替えて撮影したりもしないので交換マガジンもあまり必要なかったのだが)。
基本セットだけなら3万円台後半から売っている、非常に安価なカメラである。ハッセルの1/5以下で買えて、この際言ってしまうが、おそらく、機能的にはハッセルより使いやすい(ハッセル使ったことないので断言は控えるが、いろんな人の証言を総合すると、多分、そう)。

良くない噂も聞く。

噂その1。「音がバカでかく、公園でシャッターを切ると鳩がいっせいに飛び立つ」

これは嘘である。たしかにシャッター音は異常に大きい。正確に言うと、シャッターの音ではなく、クイックリターンミラーの昇降音である。が、鳩が逃げるほどではない。
実際に尼崎中央公園の鳩を追いかけてシャッターを切ってみたことがあるが、鳩は目の前でシャッターを切られてもピクリとも動かなかった。尼崎の鳩が剛胆すぎるのだ、という意見もあるが。

噂その2。「その豪快なミラーショックで、三脚に付けていてもブレる」

これも嘘である。たしかに手に感じるほどミラーショックがあるが、よく観察してみると、これはミラーが戻る時に感じるショックが大きく、実際に露光に関係する動きの中では言うほどショックの大きなカメラではない。

噂その3。「その複雑なミラー機構のため、とにかく壊れやすい。壊れたら修理がきかない」

これもおそらく嘘。実際3年間酷使している僕のブロニカS2は、今のところ全く頑健・正常である。もしこの先壊れたとしても、修理が出来ないというのは嘘で、創業者吉野善三郎氏の長男にあたる方が今でも東京でブロニカの修理を請け負う会社を営業されており、S2は完全に修理可能なのだという。
(ちなみに「複雑なミラー機構」とは、このS2、ミラーが通常のように跳ね上がるのではなく、ボディ下部に滑り落ちる仕組みになっている。このため、後玉が突出したタイプの広角レンズもミラーとの激突を心配せずに設計出来たのだとか。)

・・・・・・

このブログを読みに来て下さる方は、まぁ何かのハズミでフラリと立ち寄ってしまったという人は別にして、わざわざ来て下さるくらいだからおそらく僕の写真なんか大嫌い、という人はいないだろう(・・・いないよね?)
中でも僕の6×6のモノクロを「いいね」と言って下さる方、数名はいらっしゃると、信じていますが・・・信じてますよ! いる。きっといる!(いてくれ)
その、数名かもしれない人たちに向けて、小声で言うのですが、僕の6×6モノクロの写真の大半、おそらく7割超は、このブロニカS2とニッコール75/2.8の組み合わせで撮影されたものです(残り3割弱がニューマミヤ6や海鴎やペンタコン)。

どうですか、ブロニカ&ニッコールの写り。正直、悪くないでしょう?
僕は大好きなんです。
(もっと言うなら、このカメラ&レンズで、フィルムはアグファAPX400、現像液ロジナール、という組み合わせに猛烈に惚れてました。APXとロジナールは残念ながら消えてしまいましたが・・・)

ペンタコンシックスに悪罵をついた数の10倍100倍、僕はこのブロニカにお礼を言わねばなりません。それだけのものを僕にもたらしてくれました。

みなさんも1台いかがです? 毎日持ち歩くと腰痛になるほど重いですが、接骨院に通ってでも持ち歩く価値のあるカメラですよ。
  1. 2006/06/04(日) 00:37:15|
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この問題児がっ!

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魚眼ゾディアック30mmF3.5、広角フレクトゴン50mmF4、標準ビオメタール80mmF2.8。
この3本ともが、きわめて優秀なレンズ。まぁ、優秀といってもいろいろあるわけで、隅々まで素晴らしい解像力、とか、周辺減光が皆無、とかそういうんじゃないですがね。
強すぎないコントラスト、なめらかなトーン、潰れないシャドウ、なだらかに落ちていく周辺部。あくまで僕好みの「良いレンズ」なんですけど。

このレンズたちを付けるカメラが問題だ。
ペンタコンシックスTL。これが本当に問題児。
巻き上げの仕方に作法があって、まず、必ず分割せずに一気に巻くべし。巻き上げたレバーはその後決して手を離さず、指を添えたままゆっくり戻すべし。
この決まりを破れば、どんどんコマ間の幅が不均等になって、そのうちコマ端が重なってしまうのだという。
あと、シャッター速度は1/1000秒までついているものの、正直「飾り」である。1/1000秒を使うと必ず画面の端が欠ける。1/500秒でもやばいことがある。
また、たまに原因不明の露光ムラが。これがまったく理屈がわからないのだけれど、画面中央に縦にボンヤリと露光不足の帯が走ることがある。

前に僕の落下ライカを治してくれたハヤタカメララボの根本さんに相談してみたら、4万円ほどで治してくれるという。4万円・・・このカメラ5万円で買ったんだが。

Tommyさんの言うとおりキエフ60でも買うかなぁ。ペンタコンシックスと同じマウントなのでこれらの名レンズたちが使えるのです。
クラリス姉さん、どう思う?
  1. 2006/06/03(土) 00:58:26|
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