OK,Darling. But What is Photograph?

だから写真って何なのよ/カマウチヒデキ

8×10組立暗箱

昨日の続き。
8×10の組立暗箱、というやつですが、本体のどこを見てもメーカー名等の記載がありません。

で、これが5~6年前の大掃除で出てきた撮り枠。捨てるというので「加工して額にでもするから下さい」といって、貰ってきたもの。
加工しなくてよかったー(笑)

holder080229.jpg


今の8×10ホルダーと違って、けっこう複雑な仕掛け。
8×10のフィルムって、さすがにデカいですね。
比較のためにブローニー・フィルムを横に置いてみました。

film080229.jpg


250mmというレンズは、8×10では準広角レンズくらい。昔はこれで学校の集合写真でも撮ってたのでしょう。もうちょっと長い、標準くらいのレンズが使いたいんだけど、まぁ贅沢は申しますまい。

lens080229.jpg


格納するとこんなにコンパクトに。

body080229.jpg


広角レンズの8×10持って、何を撮るって?
やっぱり人物でしょう。
じゃかじゃか撮るんじゃなくて、一発勝負の人物写真。

  1. 2008/02/29(金) 00:59:31|
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新展開???

810_080228.jpg


お、何だこのカメラはっ!
ふふふ。会社の倉庫で発見。エイト・バイ・テ~ン!

シャッター、グリスねばってるけど、なんとか使えそう。透かしてみる限りでは、綺麗なレンズ。25cmF4.5フジナー。
先代の社長が使っていたもののようです。

前に倉庫整理した時に8×10の取り枠だけ発見して、捨てるなら下さい、と意味なく3つほど貰っておいたのですが、今回は本体を見つけました。
さすがにこれは先代社長の思い出に置いておくみたいですが、現社長にお願いして借り受けて来ました。
ええ、もちろん社長が僕に貸してることを忘れるのを期待してますが何か?

うーん、使えるかなぁ。使えるといいなぁ。
もし壊れてる部分があったら勝手に修理して、その出費分の所有権を主張するってのはどうかな。そんなことばっかり考えてるな。

バイテンですよ。密着で六切ですよ。
ううう、はやく撮ってみてぇ!



  1. 2008/02/28(木) 00:28:18|
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Belgicum / Stephan Vanfleteren

stephanV.jpg


大阪国際交流センター3F、ベルギーフランドル交流センターにて開催中のステファン・ヴァンフレーテレン写真展「Belgicum」を観る。
http://www.flanders.jp/jp/flanderscenter/events/2007/2008-02.html

1969年生まれなので僕より年下の写真家だが、初期クーデルカを彷彿とさせる濃度のあるポートレイトと重厚&静謐な風景写真は一見の価値あり。すべてモノクロ。
3/8までです。

上のポストカードに使われている写真はなんかマヌケなお笑い系ですが、こういうの期待しないでくださいね。
ポストカードに使う写真がこれって、どうなのよ、と思いますね。この写真家の特質をまったく語っていないし(作風として一番例外的な写真です、これ)。


  1. 2008/02/26(火) 10:37:44|
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壊れまくりの日

14n080224.jpg

仕事中にカメラが壊れた。
こういうのって何度やっても心臓に悪い。
コダックDCSpro14n。何それ、と言われそうな機種だが、ニコンFマウント初の35mmフルサイズ1370万画素CCD搭載カメラ、と言えば思い出す人もいるかな?
まだ仕事でそんなの使ってるのか、と呆れられそうな機種だけど。

婚礼撮影中に異音がしてファインダーがブラックアウトした。上の液晶表示部にエラーを示す記号が点滅し、撮影画像を記録できない旨の警告が背面ディスプレイに出る。

慌てず騒がず(嘘。慌てまくりです)スタジオの隅に転がしておいたフジS2proに持ち替える。

フジS2proはコダックDCSpro14nと同じくニコンF80をベースにしたデジタルカメラだが、解像度1200万画素を謳うものの解像力的には実質600万画素のカメラである。
新郎新婦二人の写真や新婦一人の写真だと六切くらいならOKなのだが、問題は集合写真だ。小さな顔がたくさん並ぶような写真には、正直S2proの画像だと厳しい。フォトショップでの後処理でシャープネスを上げなければならない。

さてさて壊れたコダック14n。おかしくなった直前の画像を背面モニターでチェックすると、画像の右上1/4がカラフルな「砂の嵐」状態になっている。完全にCCDの異常だ。

調べてみると2003年5月発売とあるので、5年近く稼働していたことになる。デジカメの5年って、銀塩カメラの20年くらいに相当するのではなかろうか。
買ったときは70万円くらいしたはずだが、今ではこんなカメラに修理代払うのももったいない、という感じの性能である。解像力は凄いんだけど(1370万画素)、色の作り方とか全然練れてないし、CCDの部分によって色ムラがあるし(コダックは異常ではないと言い張った。これが異常でなくて何なんだよ!)、ローパス入ってないので擬色とパターンモアレが出放題だし。

今会社でこのカメラが使えるのは僕ぐらいだろう。とにかく癖のある発色をするのでRAW現像&フォトショップでの色補正にコツが要る。普通に現像してプロラボにプリント依頼すると「色が出ませ~ん」とプリントマンから泣きが入るので、このカメラを使った仕事は自分で色調整して業務用インクジェットプリンター(エプソン・クリスタリオ)で出している。
まともな色を出せるまでどれだけ試行錯誤したことか。

そんなカメラなので、もう修理代出してまで治したりしない。とっくに役目は終えている。廃棄である。
壊れた銀塩カメラはインテリアにもなるが、壊れたデジ一眼って、ほんとただのゴミですな。

話を戻そう。
コダックが壊れたのでフジS2で集合写真を撮らねばならない。
親族だけの集合写真だったので、思ったより人数は少ない。この人数ならシャープネス出すのもそんなに無理しないで大丈夫だろう、と少し安心しながら、お客さんを並べて、いつものようにシャッターを切る。

・・・切れない。

なんとフジS2proまでおかしくなってしまった!
あとで調べたらACコードの不良だったのだが、そのときにはわからないから、電源を入れたり切ったり、色々やってみて、やっぱりカメラは動かない。

一日に二つもカメラがおかしくなるって、どんな確率なんだよ。なにが憑いてるんだ?

デジカメがなくなってしまったので、サブのサブ、銀塩カメラのフジ6×9で撮る。
これまで壊れてたら泣くよ。いや、シャレならんよ。

で、フジ6×9でなんとか撮影できたのだが、お客さん待たせていくつもカメラの用意なんか出来ないので、撮影は1台きり、サブなし。
サブなしで仕事の写真を撮る恐怖。
何か機械トラブルがあったらおしまい。
カメラが調子良くて、撮影も失敗してなくても、現像所で何か失敗が起きたら、それでアウトである。

「二度あることは三度ある」というのは、確率論的におかしい。二度あっても、三度目がある確率は、一度目、および二度目と同じはずである。
だからといって絶対大丈夫、とも言えない。一度目、および二度目と同じ確率で、事故は起こりうるからだ。
縁起でもないこと言うなっ! あ、自分に言ってるんだけど。

で、大阪の式場からいつもの西宮の職場に帰ってくると、エプソンの大判プリンター(MC-7000)が壊れていた。
何なんだよ、今日は。


[2/26追記]
フジ6×9の現像上がってきました。事故もなく、無事でした。ああ良かった。




  1. 2008/02/24(日) 20:29:18|
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品格?

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野村克也のせいで中断されたが、今は毎年末恒例出版の中野翠を読んでいる。彼女が『サンデー毎日』に連載しているコラムが毎年12月に一冊にまとめられるのだ。
今回のタイトルは『本日、東京ロマンチカ』(毎日新聞社)。

毎年末に彼女の本を読んでその一年にあったことを整理する、というのが定着していたが、前回の『よろしく青空』が、なぜかあまり乗れなかったこともあって、今回は年末ダッシュで買いに行く、ということにはならなかった。

まぁ二十年近くずっと読んでるわけで、飽きたというわけではないけれど、毎年毎年ノリノリで読みました、というわけにもいかない。
思考の新鮮味を賞味する人ではなく、わりあい考え方の傾向の近い書き手が、あの事件のことをどう書いているか。彼のことは、彼女のことはどう書くのか。あ、やっぱりそうか、と確認するような、そういう読み方をする人である。

まさか向こうはカマウチヒデキを知るまいが、僕は中野翠を二十年知っていて、熱狂的に共感する、というわけではないけれど、二十年間、それなりに好もしく読み続けているわけである。
これはこれなりに著者と読者の幸福な関係というものではなかろうか。


ところで僕は『女性の品格』とかいう本を書いてもてはやされてる板東ナンタラという人物が嫌いである。
嫌いと言うからには読んだのか、と言われそうだが、こんな本の質なんて読まずともわかる。
僕はプロの書評家でもなんでもないが、アマチュアであっても、小学生の頃から「虫」と呼ばれるほどに読書に耽溺してきた人間だ。『女性の品格』がダメなことくらいわからんでどうする。テレビによく出てるもんね、あの先生。

言ったらおしまい、みたいなことを言ってしまうなら、品格なんつーものは「読んで」「学んで」身につくもんじゃなかろーが(笑)

中野翠もこう書いている。

『女性の品格』が描き出す好もしい人物像は、一言でいうなら「ソツのない人」である。礼状、贈答、口のきき方など集団生活の中で万事ヌカリなく、ひとから軽んじられることも、笑われることも、孤立することもないという人。(中略)
私に言わせればこの本は品格ある人間について書かれた本ではない。なぜなら「品格」という言葉にこだわるなら、孤立を恐れないということこそ、品格ある人間の大事な必要条件だと思うから。
(中野翠『本日、東京ロマンチカ』)

というわけで中野翠は非常にわかりやすく、しごく真っ当なことを、ベタなくらいに真っ当なことを、丁寧に正面向けて投げてくれる。その真っ当さに心地よく落ち着かせられる。
僕がただ「嫌いである」と思ってしまうことを、懇切丁寧に説明付けてくれるのでとても助かるのだ。

ちなみに中野翠は、すごく思考の傾向が似ている部分がある反面、まったく相容れないと思える部分もある。
例えば笑いのツボが全然違う。東京の人と大阪の人、という部分で仕方ないんだろうが。
不快のツボ(?)も似ているようで、違う部分もかなりある。
今回の本の内容から拾うならば、大相撲に関して、朝青龍に対する見解は僕と正反対。
こういう、適度に似ていていい頃合いに意見の違う人、っていうのが、長く読者でいるためには一番いいのかもしれない。

・・・・・・

ついでみたいに書きますが、前回に書いた野村克也の本は、まぁ、内容はどうでもいいわけで。どうでもいいんだけど、いつものノムさん節を、活字で堪能しました、ごちそうさま、って感じです。
面白かったですよ。




  1. 2008/02/22(金) 00:28:47|
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野村克也が好き。何故か好き。

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読むつもりで買って置いてある本はまだまだたくさんあるというのに、今日さらに衝動買いで買ってきた本といったら、野村克也『あぁ、阪神タイガース ー負ける理由、勝つ理由』(角川oneテーマ21)である。なんでやねん。

で、読みかけの中野翠を中途で放ってまで読み始めていたりする。

意外に思われるかもしれないが、僕は野村克也が好きである。サッチーは嫌いだけど。
なんで野村克也? これはもう、理屈ではない。理屈もなく好きだ、ということもあるのだ。

と、説明を放棄してただ「好きだ」と書いても仕方ないので一応説明を試みる。

僕は大阪・堺の生まれで(尼崎生まれの尼崎育ちだと思っている人が多いが、実は違うんです)、南海電鉄沿線で育ったから、小学生の頃にナマでプロ野球を観ようと思えば大阪球場の南海ホークスだった。

最初はさほど野球に興味がなかったのか、球場に連れて行ってもらっても、金網によじ登って遊んでいたり、あまり集中して野球を観ていなかったみたいなのだが、そうして金網につかまってふざけているときに、グランドでキャッチボールをしていた山本雅夫(外野手。後年「左殺し」の異名をとった代打屋。のちにジャイアンツに移籍)に「危ないから降りとき」と注意され、いきなりプロ野球選手が声をかけてくれたことに感激。真剣に野球を観るようになった。

で、当時野村克也は南海ホークスのキャッチャーで四番で、さらには監督である。
四番で監督ですよ。最近ヤクルトで古田がやってたけど、代打でくらいしか出てなかった。
でも野村は四番。
容姿的には全然かっこいいわけじゃないけど、やっぱり当時ホークスといえば野村だったのである。ホークスの顔なのである。

小学生当時から巨人や阪神みたいな人気球団が嫌いだった。
球団が、ではないな、そんな人気球団を普通に「好き」と言える人が嫌いだった。
三つ子の魂百までってか。小学生の頃からカマウチはそんな子である。

本格的に南海ホークスにのめり込むのはもう少し後の話。すでに野村も引退し、穴吹や杉浦が監督をしていた時代だ。このことは以前にも書いた(「南海ホークス」)。

実際にプロ野球観戦にハマったのはその頃で、大学をサボって年間30試合くらい観てたりしていたのだが、なんせ穴吹・杉浦時代といえばホークスが最低に弱かった時代である。
そうなると記憶の中で、四番で監督の野村の勇姿がどんどん美化されてしまう。
「かっこよかったよなぁ、野村」

そうやって植え付けられたものって、理屈じゃなく、もう拭えないものなのだ。
野村克也の何が好き、とかじゃないのだ。

・・・・・・

昔、ヤクルトの監督時代にだったか、眼鏡のフレームにダイヤモンドを埋め込んでいて、「趣味が悪い」と批難した人に「僕は貧しかったし、今も色んなコンプレックスのかたまりなんだ。こうやってわかりやすい優越感に浸れるものに頼らないとやってられないんだ」と説明していた。
なんかかっこよくない?


・・・・・・

しかし、理屈抜きで刷り込みのように好きになるって、怖いわね。
ぼくより少し前に、関西以外で生まれた人の大半が、そうやって長嶋好きになったのか。
ああ、関西で良かったよ。







  1. 2008/02/19(火) 00:32:53|
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ビッグミニFって

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[Konica Big Mini F / tri-x]

ビッグミニFって、あまりみんな言わないけど、ほんといいカメラですよ。
Big Mini
最近このカメラで撮ったネガを焼くのが楽しい。
二日続けて暗室に入る。

・・・・・・

斎藤美奈子『戦下のレシピ』(岩波アクティブ新書)『冠婚葬祭のひみつ』(岩波新書)『文学的商品学』(文春文庫)三冊続けて読了。
小谷野敦の言うとおり、最近ソフトになった斎藤美奈子。
面白いけど、ちょっと食い足りない気がしないでもない。







  1. 2008/02/18(月) 01:55:39|
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ご来場ありがとうございました/山本瑞穂Flickr!

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南船場写真機団『写真機と写真』展(後篇)、終了いたしました。ご来場下さった方々、本当にありがとうございました。
僕自身はほとんど在廊出来ず、結局搬入と搬出をのぞけば、昨日終わり際に一度顔を出せただけ。
子供の病院の日程とか、職場の工事の関係でナダールの休廊日に休みをとらざるを得なくなったりとか、いろんなことのタイミングがすべて悪い方へ回って、結局そんなことになってしまいました。悔いが残ります。

何年も会ってない友人が来てくれてたり、Flickr繋がりのTKさん、わざわざ関東(ですよね?)から来て下さったり・・・・申し訳ないっす。
展示、一点だけだったのに。心苦しいです。

僕は一点だけですが、全体の展示自体、本当に面白かったですね。大判を振り回す人がおり、ペンFのファインダー越しにデジカメで撮る人がおり(写真機二人羽織と呼ばせてもらおう)、8mmフィルムを複写する人がおり、防水デジカメで水の中から撮る人がおり・・・。
他人のカメラを見れば、そのカメラを使って見たくなります。
僕? そうですねー、大判かなぁ。
バイテンとまでは言わない。シノゴでいいから、ひとテーマ撮ってみたいなぁと思いました。職場のシノゴ借りてみようかな。

・・・・・・

次の展示はまだ決まっていませんが、福永貴之さんと山本瑞穂さんと僕の三人展をやりたいなぁ、と。
企画はずいぶん前からあったんですが、場所も時期もまだ決まらないまま。
この2人、写真家として(まぁ、人間的にもすごく面白いのですが、それはさておき、写真家として)本当に好きなのです。
ああ、もう、一緒にやりたいっ! と、勢いこんで話を持ちかけ、いいですね、やりましょう、という了解を取り付けたところで満足してしまい(笑)、満足しすぎて、もうやり終わった気がしてしまった、という・・・。

いやいや、やりますよ。ええ。
強敵ですからね、2人とも。

・・・・・・

その山本瑞穂さんがとうとうFlickrに登録しました。
sunzui photo
凄いですよ。
一緒にやりたいっ! という意味がわかってもらえると思います。






  1. 2008/02/11(月) 00:50:29|
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昨日の黒猫/ギャラリーグレイス

080210blackcat.jpg


というわけで、昨日の黒猫。
いい顔してるでしょ(顔なんか見えないって? 目をこらせば見える!)
大きい画像

・・・・・・

ギャラリーグレイスにて遠藤慎二さんの個展、『歩く・見る・眠る』開催中(2/9-2/15)。

桃谷商店街の奥の奥、唐突に存在するモノクロ写真専門ギャラリー。訪れるのは初めてだったのですが、う~ん、いいなぁ。行き道の商店街は楽しいし、ギャラリーの中には貸し暗室やアグファ製品の販売スペースも。
スタッフの兒嶌氏には以前メールをいただいたことがあったのですが、なかなか桃谷まで足を伸ばす機会がなく、今日はじめてお会い出来ました。
一見コワモテですが(笑)めちゃくちゃ面白い人でした。
なぜかヤクザ話で盛り上がったりして。

遠藤氏の写真は、今回は掟破りなほどアンダーなプリントで、凝らす目にじんわり浮かび上がる町のディテールがチロチロと網膜をくすぐる感じの、不思議な世界でした。
さすがです。
15日まで(水曜休廊)です。皆様もぜひ。


  1. 2008/02/10(日) 01:51:16|
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猫のおかげ

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今大阪ナダールでは自分の出品しているグループ展が開催中だというのに、仕事がダラダラ忙しく、タイミングを逸してまだ自分で見に行けずにいる。搬入の時に他の人の写真をざっと見た程度。
明日夜、閉廊間際に駆け込めるかどうか、ってところ。せっかくの写真展なのに自分で見に行けないなんて、本当に面白くない。

実は体調も悪い。どうやら風邪だ。余計に気分が鬱々する。

喉が痛いので、職場の隣のコンビニへのど飴を買いに行った。
と、途中の歩道に、黒い大きな猫がデン、と寝そべっている。相当デカい態度だ。
わざとすれすれに通過してみる。
やつは逃げもしない。

のど飴を買っての帰り、まだやつは同じ位置にいて、今度はわざと足が擦れるくらいの近さで通過してみたが、面倒くさそうにほんの20cmほど動いただけで、やはりそのまましゃがみ込むのである。

今、カメラを持っていないが、職場の4階に行けばブロニカがある。
カメラ取って降りてくるまで、やつはいるだろうか。
いる気がする。

ブロニカを持って出る。まだいる。

最短撮影距離にヘリコイドを合わせ、露出を合わせ、近づく。
デカいブロニカに迫られて、さすがに十センチほど後ずさる猫。
でも、逃げては行かない。

数十センチの小さな円内を、逃げるでもなく止まるでもなく、こっちを見るでもなく無視するでもなく、黒猫は面倒くさそうにゆらゆら動く。いい顔だ。

その猫の目をピントグラスで追いながら、7~8枚シャッターを切ったところでフィルム終了。
ブロニカの破壊的なシャッター音にビビリもせず、トライXの潜像になってくれた黒猫君に「ありがとっ!」と声をかけてその場を後にする。

ああ楽しかった。
風邪、どっかに吹っ飛んだ気分。
ありがとう猫。





  1. 2008/02/08(金) 21:09:59|
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暗室公開

080225darlroom.jpg


自宅暗室にて一人写真展開催中(笑)。
あ、一人でない写真展は→こちら。今日からです。よろしくー。

暗室、最近ようやく快適に機能しはじめました。今日もホームセンターで材料買って棚を増やしたり机を補強したりと、ちびちび改良は続けていますが、もうそろそろ手を入れなくても大丈夫そうです。
三畳しかない狭い暗室ですが、無理すれば半切まで焼けます(無理すればね)。
まぁ、大四切あたりまでが快適に焼ける限界かなぁ。

職場から暗室が消えたのは悲しいことですが、そのおかげで(というか何というか)譲り受けたものがたくさんあるので、僕の暗室は充実しました。
引き伸ばしレンズ、今までは35mmネガは50mm、6×6ネガは75mm、と標準レンズばかり使ってましたが、銀治さんに薦められて長めのレンズを試用してます。35mmネガに80mmを使ったり、6×6に105mmを使ってみたり。

定着液と水洗促進剤をイルフォードに変えました。最初は処理時間の短さにびっくりしましたが、どうやら問題ないようで。
定着1分、予備水洗5分、水洗促進剤10分、水洗5分、ですからねー。ほんとにこれで変色しないのか?
ビビリの僕は定着2分やってますけどね、念のため。

080225darkroom2.jpg


冒頭の写真の向きと逆の壁(↑)には、懐かしいでしょ。[オーサカセブン] の看板が。
その下の右は藤崎健太郎君にもらったプリント。
タオル干しの上はパリコさんの写真。最近撮った、一番お気に入りの人物写真です(→これ)。


  1. 2008/02/05(火) 00:38:33|
  2. 暗室
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始まります。

cameraexhb080203.jpg


南船場写真機団「写真機と写真」展(後篇)、大阪ナダールで5日からです。
http://nadar.jp/osaka/schedule/080205.html

遠藤慎二(PENTAX LX)
カマウチヒデキ(BRONICA S2)
川谷直子(Agfa SOLNETTE II)
小西忠男(TACHIHARA FIELSTAND 8×10)
佐野恭子(Leica IIIf)
福永貴之(PENTAX Optio W10)
三島佳子(OLYMPUS PEN-FT × Uniden UDC-5M)
宇野真由子(Graflex CrownGraphic)
橋本大和(Elmo 8S-40)

ちょっと、メンバー的にもかなり面白いです。わくわくします。
僕はおなじみブロニカS2です。
写真は以前撮ってwebで既発表のもの1点だけですが、今回新しくプリントしたものです。
お暇ございましたら、ぜひ大阪ナダールへ。




  1. 2008/02/03(日) 02:43:25|
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PM-4000PX耐水実験

waterPM.jpg


ペットボトルの中に水を入れ、エプソンPM-4000pxでプリントした写真を封入。
これを毎日蛍光灯の当たる場所へ置き、耐水&耐光実験をしました。
封入したのが2004年2月11日(キャップに日付が書いてあった)。
4年たちましたが、中のプリントは劣化する気配もありません。
エプソン凄い。

プリントを中から出して、表面がどうなっているのか確かめたい気持ちは山々ですが、4年間(栓をしているとはいえ)放置された水を外気に晒す勇気がなく、このままさらに放置を続けようと思います。

4年前は口まであった水位が3cmほど下がっていてプリントの上端が水面から出ています。どこから蒸発するんだろう。

プリントは大丈夫でも、水中には白い澱のようなものが浮遊し、気持ち悪いことになっています(笑)


  1. 2008/02/02(土) 13:52:12|
  2. 写真
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