OK,Darling. But What is Photograph?

だから写真って何なのよ/カマウチヒデキ

どうにも

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なんか最近、機材に撮らされているような写真ばっかり出来上がる。
不調。

  1. 2008/07/31(木) 01:06:15|
  2. 写真
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読書の記録

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腰の据わらない読書生活。
大辻清司『写真ノート』(美術出版社)再読、飯沢耕太郎『写真について話そう』(角川書店)再読、『ピーター・ライス自伝』(鹿島出版会)、紀田順一郎『東京の下層社会』(ちくま学芸文庫)の4冊を日替わり順繰りに持ち出して併読中。

飯沢耕太郎って、写真評論の第一人者ということになってるけど、どうなんでしょうね。
わかりやすすぎる、ってことを批難するのもおかしいけれど、何ていうのかな、論旨に突飛なところが一つもないのは、文字通り「第一人者」だからなのか。じゃあどうして「突飛な」ナンバー2が続かないのか。まぁ、突飛じゃなくてもいいけど。
写真評論といえば伊藤俊治とかいるけど、なんか一般的人気から言えば飯沢耕太郎の独り勝ちみたいな、ヘンな雰囲気になってるような感じが。

誰かかき回す人が出てこないと、最近の飯沢耕太郎って同じことばっか口調を変えて書き散らしてるだけになってるような・・・・僕が心配する話じゃないって?
でも写真評論にとっても、飯沢耕太郎にとっても、そして日本の「写真」にとっても、これって不幸なことじゃないかなぁ。

構造設計エンジニアのS氏からいただいた『ピーター・ライス自伝』。その世界ではカリスマのような方らしいですが、知りませんでした。
門外漢の僕にこの本を読ませようと思ったS氏のセンスが愉快だと思ったので、ちびちびわかりそうな部分から読んでいます。
僕が写真を全く知らない人に写真の本を推薦するとしたら何だろうか、なんて考えてしまいました。
森山大道『昼の学校 夜の学校』、石内都『モノクローム』あたりは筆頭候補かも。


 
  1. 2008/07/20(日) 23:25:04|
  2. 読書狂
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PUU新作「みほ図鑑」が、また腹立つくらいに面白い

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photo by PUU(無断転載)ごめん。

http://puu.rash.jp/index.html
また凄いです。PUU氏。うううううううむ。

くっそぅ。



  1. 2008/07/16(水) 21:59:24|
  2. 写真
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息抜きしたい/連夜の街

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人の写真が撮りたいなぁ・・・『沈降速度』とは関係なしに。

狭いテーマでずっと写真撮ってると、なんかこう煮詰まってきて、息抜きがしたくなる。
そうか。人の写真を撮るって「息抜き」になるんだな。

実際撮るときはすごい緊張して撮るんだけど、緊張にせよ何にせよ、瞬間的に高揚する、あの感じ。あれがいいんよね。
言ってしまえば軽く聞こえるかもしれないけど、一種のスポーツみたいな部分もあるのかも。丁々発止、というか、チャンバラというか(笑

・・・・・

石内都『連夜の街』(ワイズ出版)、品切れ寸前だったのをジュンク堂で1冊確保。今日ようやく受け取ってきた。
前にmaggotで見せてもらってベタ惚れしたのだった。
1頁目のタイルの壁の写真から、いきなり心わしづかみ。
最近の『ひろしま』とか『マザーズ』とかより、この時代の石内都の方が素直に好きだなぁ。

国立国際美術館で今、石内都やってるんだけど、当分行けそうにない。
9月までやってるからって油断してたら、こういうのっていつの間にか終わってるもんだし。
注意、注意。


  1. 2008/07/14(月) 02:09:17|
  2. 写真
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ビョーク/アラーキー

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例年ヒマなはずの夏。なのにちっともヒマにならない。
帰り道に通る西宮北口のジュンク堂に石内都の写真集を注文していて、とっくに届いてるのだが、毎日仕事が遅くなるので全然取りにいけない。
イライラする。
仕事が嫌なのではない。早く石内都が見たいだけ。

・・・・・・

イライラ解消になるんだかどうだか、まぁ関係ないけど、最近またよくビョークを聴く。
最近の大袈裟になってきた彼女はあまり好きではなくて、『デビュー』『ポスト』『テレグラム』あたりまでの、ガチャこいビョークが好きだ。
ベタだと言われようが、やっぱり「Hyper-Ballad」は名曲であるね。


ところで御存知の方も多いでしょうが、ビョークの『テレグラム』のジャケット写真はアラーキー。
杉浦日向子の闘病中のポートレートにも身震いがしたけど、このビョークも、アラーキーの人物写真の白眉だと思う。
忘れかけてたけど、いや、忘れたフリをしていたけど・・・やっぱりアラーキーって天才。

いつかこういうポートレートを撮れるだろうか。

・・・・・・

ところでアラーキーって今年68歳。森山大道70歳! げぇっ!




  1. 2008/07/12(土) 01:27:48|
  2. 写真
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森山大道/14年振りの人

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石内都『キズアト』(日本文教出版)読了したので、同じ棚に置いてあった森山大道『写真との対話』(青弓社)を持ち出して再読。
僕はそんなに森山大道の写真の大ファンで、という感じではないつもりだったけど、そういえばけっこう本も持ってるし、知らず何度も読み込んできたみたい。
今回久しぶりにこの本を読み返してみて、写真に対する考え方とか、いつのまにか思いっきり影響を受けてるんだなぁと自分でもびっくりした。
撮る写真は似ても似つかないけれど、彼の言葉にいちいち深く頷いてしまう。

続けて『昼の学校 夜の学校』(平凡社)も再読。この本は前にもここに書いたけれど、ここまでサービス良く喋っちゃっていいの? って感じの、ものすごく親切な「写真入門」の本だと思う。森山大道が好きでも嫌いでも、写真撮る人は読んでおいて損しないんじゃないか。

・・・・・

さんのnavelでの展示を見に行くついでに、会場で待ち合わせて福永君・瑞穂さんと『沈降速度』のミーティング。
二人の顔を見たら、もうなんかいい展示になりそうな気がしてしまう。まだ撮ってないのに(笑
でも、なんかね、絶対にいいのが出来ると思う。楽しみにしてて下さい皆様。

ところで悠さん、あのヤケクソに明るい展示は一体・・・(苦笑)

・・・・・

14年間音信不通だった旧友と連絡がとれた。
彼がいない間は色々心配もしたが、こうして無事がわかると、14年というブランクがなんだか楽しく思える。
どういう埋め方が面白いだろうか、なんて。



  1. 2008/07/07(月) 00:17:36|
  2. 読書狂
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『沈降速度』web site できました

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9月のカマウチ/福永/瑞穂の三人展『沈降速度』のweb siteが出来ました。
9月の本番まで、いろいろ情報や写真やその他もろもろ更新していく予定です。
とりあえずブックマーク・プリーズ。







  1. 2008/07/02(水) 01:07:06|
  2. 展示
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中村浩之個展/石内都の名著

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最近唸ったもの二つ。

中村浩之写真展「Reverberation‐残響‐」(ギャラリー葉月)
2008.6.27(金)~7.2(水)
11:00~19:00(最終日は17:00まで)
http://www.mmjp.or.jp/maki-building/


僕はこのブログの自己紹介で「写真バカ」などと名乗っておりますが、まだまだ私のバカ野郎具合など、なかむりゃあさんの足下にも及ばない。「写真ややバカ」くらいに変えようかしら。

誰もが認めるキング・オブ・写真バカ、手持ち大判バカ一代、天下無敵の大馬鹿野郎、中村浩之(なかむりゃあ)氏の個展が三宮のギャラリー葉月で開催中です。

中村さんといえば、僕らがフジハラビルで『オーサカセブン』を開催していたときに、ちょうど中村さんがナダールで巨大な魚のプリントを展示していて、そのときはまだ面識がなかったのですが、そのなまめかしい魚の巨大プリントに度肝を抜かれました。
思わず『オーサカセブン』のために来阪していたtommyさんやクラリス姉に「いいから見に行って来て!」とナダール行きを強要してしまったくらい。
あの魚の写真は凄かったなぁ。

今回は4×5カメラに75mmレンズ(超広角)を付けて手持ちスナップ(!)したという、凄まじい街写真の展示です。今回もまた巨大なプリント。
そうとう見応えありますよ。

広角レンズを付けた大判カメラを手持ちで撮っている、とか、プリントがとてつもなく巨大であるとか、そういう派手な「写真バカ」部分をどけたとしても、かなりスリリングな写真たちです。
それに大判特有の情報量の多さとか、デカいだけにいろんな距離から楽しめる、とか、なんかとっても贅沢な写真展でした。

・・・・・・

絶版の石内都『モノクローム』(筑摩書房)、まごさんが絶賛していたので古書店ネット検索で探す。
定価2400円の本が8000~9000円あたりまで高騰していた。
結局定価の倍、5000円で愛知県の古書店から入手。

凄い。これは定価の倍払っても後悔はない。名著です!
読み終わったからって、ちょちょいと感想書くような本ではない。二読三読して噛みしめてからじゃないと、何も書けない。
久しぶりに「いい本買ったなぁ」という快感に酔いました。
ぜひに復刊してもらいたい。定価で新刊が出ても怨まないから、筑摩書房さん、ぜひこの名著の再版を!



  1. 2008/07/01(火) 01:21:34|
  2. 写真
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