OK,Darling. But What is Photograph?

だから写真って何なのよ/カマウチヒデキ

パンダ

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ブロニカのフィルムマガジンが壊れた、とここで書いたら、速攻でライムライトの兒嶌さんが「グレーの方で良ければお貸ししますよ」と申し出て下さいました。ああ、ありがたや。神様兒嶌様。
で、イカすツートン・ブロニカのできあがり(↑)。
パンダ、と呼ぶにはあまりに微妙なツートン。シブすぎです。

僕のニコンF2も故あってパンダ状態なので、せっかくだからパンダ同士で記念撮影してみました。(↓)

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別に狙ってパンダ好き、というわけじゃないんですけどね。
あ、ちなみにカメラのパーツがシルバー仕様のものとブラック仕様のものでゴッチャになっているのを、中古カメラの世界で「パンダ」と呼ぶのです。

  1. 2010/01/31(日) 00:13:17|
  2. カメラ
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個展のお知らせ

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個展開催のお知らせ

カマウチヒデキ写真展#1『重力と叙情』
3月16日(火)-21日(日)
ギャラリー・マゴット(大阪・四ツ橋)
12:00-20:00(最終日は18:00まで)

はじめての個展です。

http://gallery.maggot-p.com/


  1. 2010/01/30(土) 00:27:46|
  2. 展示
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マイガッ!

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ブロニカのフィルムマガジンが壊れて220しか使えなくなった。120入れると1コマ目でフィルムがストップしない。
うううう、220高いのに! でも個展に向けてまだまだ撮らなきゃいけないから仕方がない。220のフィルム買いに行くかぁ・・・とほほ。
  1. 2010/01/25(月) 22:51:00|
  2. カメラ
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大激震/他

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■今日、突然走ったフジがブローニーの生産を終了するというニュース。大激震。あとになって「やめるのは単品売りで5本パックは残る」だの「やっぱりプレストの120はなくなってしまう」だの情報が二転三転、まだ確定情報はない。■プレストの120がなくなるとしたらひどい。中判=高画質、高感度は不要、という判断を下したのだとすればどんだけ貧しい発想なのだろう。8×10でさえ高感度のトライXを出してるコダックを見習って欲しい。■ネガカラーで撮影してスキャンして顔料プリント、という方法の面白さに前回の『叙情寫眞』で目覚めた。この春に予定している個展の写真を、まさに今ブローニーのネガで撮っている最中である。この展示を滅び行く中判へのオマージュ、みたいにしたくない。ほんと勘弁してほしい。フジフイルム、頑張って化粧品売りまくってフィルム生産を維持しなさい。社名が泣くぜ。■というわけで本日の激震はさておき、春に個展を予定しています。もう土台は出来ています。最初は3月にとも考えたけど、あと2ヶ月では、撮れるけれども「展示」としてクオリティを詰めきれないだろうと思い直し(仕事の超繁忙期である4月を避けて)5月頃にしようと目論み中。■初個展ですが、心情的には中村さんとの二人展『叙情寫眞』の延長線上にある写真なので、あまり気負いはありません。三人展、二人展の次は一人展かな、みたいな感じ。気負いはないけれども、でもたしかに、相手に寄りかかれないという不安はあります。今まで僕が一番才を発揮してきたのは展示の相手選びだったと思うのです。福永氏と瑞穂さん、そして前回の中村氏。そういう人選という大きな柱を使えないのはちょっと不安ではある。わくわくもするけど。■健康のために自転車通勤をはじめて1ヶ月以上。ようやく体重も少しずつ落ちてきて、なによりも頭痛・肩痛が激減しているのがいいです。片道8キロ、40分のママチャリ通勤、こんなことであのEVE漬けの生活から解放されるなんて。もっと早くからやればよかった。自転車って、なんか中毒になりますね。雨の日に久しぶりに電車通勤した日には、太股が「走りたい!」と泣くのです。いや、まじで。本気で「自分の生命を運ぶ乗り物」(=体)のメンテナンスを考える年齢です。行き帰りに写真が撮れるのも副産物的な恩恵。■ただ、このせいで読書量が激減。通勤電車で読める読書量はバカにできない。そっちの欲求不満をどう解消するかが目下の課題。■あいかわらず吉村昭読んでます。今は『星への旅』(新潮文庫)。



  1. 2010/01/22(金) 23:09:10|
  2. 写真
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個展。

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2月に参加予定だったギャラリー・マゴットの『肖像写真』、参加とりやめにしました。急に申し訳ないです、大木さん。
その代わり、できるだけ早い時期に個展をします。宣言。
この4年間、二人展に三人展に七人展にその他色々参加してきましたが、実はまだ個展はしたことがないのです。
この前の中村さんとの二人展の手応えがすごく良かったので、このままの勢いで、今度は中村さんの手助けなしでやってみようと思います。その名も『叙情寫眞2』、なんてね。嘘。でもイメージはそんな感じ。
現在準備中です。
このまま速攻で3月あたりにやってしまうか、もう数ヶ月熟成させるか、思案のしどころ。
時期が決まったらまたお知らせします。
  1. 2010/01/16(土) 00:15:57|
  2. 展示
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「more limelight」展はじまりました

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http://www.flickr.com/photos/kamauchi/4265552653/

ギャラリー・ライムライト(大阪・帝塚山)にて『more limelight展』開催中です。
1月23日(土)まで [13日(水)と20日(水)は休廊]。
去年ライムライトの展示に参加した作家有志約50名が一人一点出品し、ライムライトの壁を写真で埋めまくっているはずです(僕も出展してますがまだ見てません)。
久々にモノクロのプリントを出展しています。お時間都合つけばよろしくお願いいたします。

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ギャラリー・マゴット『GRD』は終了しました。たくさんの方々に来ていただき感謝感謝です。
来年もやるんでしょうか。年末恒例行事になったら面白いですが、それにはリコーGRデジタルというカメラが何年後にまでその独自の存在感を維持していられるかに左右されますね。
いくら良いカメラであっても『EP-1』なんていう展示企画があったら見に行くか? と考えたら、たぶん行かない(笑)。なのに『GRD』と言われると見たくなるし参加したくもなってしまう。
そういう独特の立ち位置にいるデジタル・コンパクトカメラ・リコーGRデジタル。これからも正常進化を続けて欲しいものです。

スナップで大木さんにかなわないし、ましてや「トリミングするブレッソン」(と、勝手に命名しました)川本亜矢と直球勝負するほど僕も向こう見ずではない。
で、GRデジタル特有の、というわけではないけれど、受光素子の小さいデジタルカメラならではの武器って何だろう、と考えて、それは至近撮影能力だという結論に達したのです。
路上で死にかけていた2センチに満たない小さな蝶を最短撮影距離近くで撮影し、それをA-1サイズに大伸ばししてみました。長さで25倍くらいに引き伸ばされているわけだから面積の計算だと600倍くらい。拡大率で言うと顕微鏡クラスです。

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吉村昭の初期短編にまだハマっています。文春文庫『星と葬礼』読了。


  1. 2010/01/13(水) 00:46:38|
  2. 展示
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青い骨

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吉村昭『青い骨』(五月書房)。若き日の吉村昭が自費出版した最初の短編集の復刻。『戦艦武蔵』以前の、純文学時代の作品集だが、これ、すごくいい! 
最初の鉄道事故で死んだ男の死体と夜を明かす女の話でいきなり心鷲掴み。ぐいぐい読ませる。結核治療で若い日に肋骨を5本切除したという吉村昭自身をモデルにした作品もあとに続く。兄弟と少女の使用人との生活を書いた佳篇『さよと僕たち』が好き。表題作もゾクゾクする。
こんなに読ませる作品を書き続けていたのに芥川賞を四回も落選させた当時の編集委員たちの気持ちがわからん。

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ギャラリー・マゴット『GRD』、10日までです。
9日夜7時からパーティー兼ギャラリー新年会です。参加費無料ですが飲食物持参で来て下さい。
腐肉さんも来るよ。

  1. 2010/01/08(金) 00:00:11|
  2. 読書狂
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プリント

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昨日は半年ぶりに暗室でモノクロを焼き、今日は最近撮っている6×6のカラーのシリーズをPM-4000pxでプリント。
改めて、プリントっていいなぁと思う。PCの画面じゃやっぱりつまらない。
きちんと物質化されて目の前にある写真をしげしげと眺める。撮ったときには撮ったときの心の動きがあり、選ぶときは選ぶときの目というのがあり、プリントする作業にもそれぞれにこめるものがあり、プリントされたものを見る感動がある。人の撮った写真を見るのも楽しいけれど、やっぱり自分が実作する人で良かったと思う。暗室で焼いた、またはプリンターから吐き出された自分の写真を、はじめて実体として手に取る瞬間は、何年やっててもエキサイティングだ。

久しぶりに、また手製本の写真集を作るつもり。撮って、同じフォーマットでプリントして、写真を増やしながら、並べ替えながら、また撮っていく。撮って増やしながら、捨てては入れ替える。
そうやって乱暴に形を整えて、一冊作る。最初からテーマとか考えない。自分の撮った写真群に引きずられながら次を撮っていく。写真の群が自走するのを待つ。走り出したらついていく。そうしてまとめて、そのまま個展まで持って行きたい。うまくいくかな。

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ちょっと前に話題になったホンマタカシ『たのしい写真』(平凡社)を、ちょっと遅れて読んでいる。
古いみすず書房のような不思議な装幀が面白い。あ、内容も。




  1. 2010/01/05(火) 00:55:41|
  2. 写真
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今年もよろしくお願いいたします

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吉村昭『私の文学漂流』(ちくま文庫)読む。歴史小説家としてしか知らなかった吉村昭だが、最初は純文学畑の人で、妻の津村節子と競い合うように芥川賞の候補に上がっては落ちるということを繰り返していた。その時代を中心とした随想。
これを読んで初期の短編を読んでみたいと思い調べてみると、一時期文春文庫から唸るほど出ていたのに、軒並み廃刊で初期作品が手に入らないことがわかった。
ひと昔前なら読みたい本が廃刊だとわかるとかっぱ横丁や難波の古書街を丹念に歩き回って探したものだが、今はインターネットの古書検索ですぐに探せる。吉村昭の初期作品、即座に3冊ほど見つけて注文する。良い時代である。
送料がかかるからもったいないと最初は思ったが、よく考えれば梅田や難波の古書街に行くにも電車賃はかかるのだ。メール便で送ってくれる業者ならば送料なんて屁みたいなもんである。
以前『ポーツマスの旗』と『漂流』を読んだくらいでほとんど馴染みのない作家だったが、『赤い人』で俄然興味がわき、なんかハマりそうな予感。びっくりするくらい速筆多作な作家なので、追いかけるとしたら大変だが。

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と、言ってる間に年が明けました。2010年、明けましておめでとうございます。
今年も写真撮ります。本も読むでしょう。引き続き懲りずに駄文にお付き合い願いたく、よろしくお願いいたします。



  1. 2010/01/01(金) 00:19:51|
  2. 読書狂
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