OK,Darling. But What is Photograph?

だから写真って何なのよ/カマウチヒデキ

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200字小説(4)『ガガンボ』

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■ガガンボ■

小学生の頃巨大なガガンボを見てさ、体長が10cmくらいあって、とKに言うと、即座にそんなのいるわけない、と否定する。小学生の時は自分も小さいだろ、その縮尺のまま記憶も増幅されるんだよ、と。ムキになって図鑑で探すと、ミカドガガンボの「開翅長8cm」、という記事を見つけた。「ほら見ろ」「体長って言ったろ。開翅長とは違う」残っていた焼きそばを食ってKは帰って行った。体長10cmなんだよ、と僕はまだ言う。
(200字)




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  1. 2011/06/30(木) 14:21:24|
  2. 200字小説
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200字小説(3)『薄い人』

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■薄い人■

R子に久しぶりに会ったらなんだか厚みがなくなっているように感じたので、この一年間どこにいたのと聞くと、外出するのも億劫でずっと部屋の壁にもたれてたよと言う。そのせいかな、なんだか薄くなったね、と思い切って言ってみたら、まぁずっと壁にもたれてたからポスターでも自分でもどっちでもいい感じだし、それで薄くなったのかな、と小さく笑う。とりあえず食った方がいいよというと、つまらないこと言うね、と少し怒った。
(200字)




  1. 2011/06/30(木) 12:10:05|
  2. 200字小説
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200字小説(2)『エキセントリック』

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■エキセントリック■

転校してきた本多君には中心というものが欠落していて周縁しか見えない。初めはみんなびっくりしたがすぐに慣れて、顔が見えなくてフチしかないっていうのも個性だ、という大人な理解に落ち着いた。ある日横から見たら本多君の横顔が見える、ぐるっと一周したら大体の顔がわかるよ、と誰かが気づき、本多君の周りには文字通りいつも輪ができている。M子は「なかなかいい男」だと言い、僕は「そうかな。普通だよ」と言い返す。
(198字)



  1. 2011/06/29(水) 22:19:12|
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200字小説 (1)『滂沱(ぼうだ)』

唐突ですが、頭の体操的に、200字小説というのを書いてみようと思い立ちました。
すぐ飽きてやめちゃうかもしれないし、続くかもしれないし。まぁ、そこはゆるやかに。

110629_200B

■滂沱(ぼうだ)■

「滂沱、って意味わかる?」「めっちゃ泣いてて涙だらだら、とか、そういう感じ?」「そうそう、さっき商店街で滂沱が歩いてたよ」「滂沱は歩かんだろ」「吼えるみたいにごうごうおばさんが号泣してて、それで商店街の真ん中歩いてて、あまりに迫力があるから、みんな道をよけて『十戒』みたいになってた、映画の」「なんで泣いてるの?」「知らないよ。ただ、ああ、滂沱、って難しい漢字あったなぁって」「書ける?」「書けない」
(200字)



あ、大した意味はないんです(笑)。


  1. 2011/06/29(水) 01:31:52|
  2. 200字小説
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6月も終わっちゃうよー。

110627_4pic.jpg

写真だけ。



  1. 2011/06/27(月) 01:42:55|
  2. 写真
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大野更紗『困ってるひと』

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大野更紗『困ってるひと』(ポプラ社)読了! 凄い本だった! 
これはみんな読まなきゃいかん!
「僕が買ってあげるから読みなさい」とまで言う福永君の気持ちがわかる(僕も福永貴之君が大絶賛していたので読んだのだ)。
買ってください。ほら → ポチッ 
もしつまらないと思ったら僕が買い取ってあげる。あ、福永君と同じこと言っちゃった(笑)。

難病女子の特殊な体験記だが、等しく我々を突く通底感も備える。ギリギリ生きている、そのラインに立たなければ見えにくいものを、わかりやすく生々しく、しかも軽妙に示してくれる。
勇気を得る、とかそんな言い方大嫌いだが、勇気を得るのだから仕方ない。色んな意味で、基準の床が抜ける。いろんな、抜けた床に思いをはせる。

これはほんとに凄い本。
ぜひ読んでください!


  1. 2011/06/19(日) 00:07:24|
  2. 読書狂
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夜の散歩を

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  1. 2011/06/05(日) 01:23:53|
  2. 写真
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40歳/60歳/ちなみに僕はあと11日で44歳です

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いつもお世話になっているギャラリー・ライムライト(大阪・帝塚山)のオーナー兒嶌秀憲氏が40歳を迎え、それを記念に「毎月1回、12人を相手に、1年かけて12回の二人展をやる!」という途方もないことを始められました。

対戦相手は,兒嶌秀憲vs、
2011年
[6月] 勝山信子
[7月] 谷部敏幸
[8月] 野呂哲也
[9月] 吉田ヤスヤ
[10月] 成田貴亨
[11月] 蓮実伸夫
[12月] 鈴木郁子
2012年
[1月] 中村浩之
[2月] 矢口清貴
[3月] カマウチヒデキ
[4月] 川本亜矢
[5月] 辻まゆみ

そうです。僕も来年3月に対戦します。現在のところ、8×10カメラで撮ったポートレートで勝負しようと考えております。

・・・・

年齢つながりというか何というか、これまたお世話になっているギャラリー・マゴットのオーナー大木一範氏、彼はこの8月でめでたく還暦。
で、それを祝うグループ展『60 還暦祝』が開催されます。
8月16日(火)-21日(日)
http://gallery.maggot-p.com/exhibitions/
参加します。今まで撮らせてもらった大木さんの写真をいくつか展示するつもりです。
まだまだ参加者募集中ですよ。

・・・・

で、目下準備中なのが9月6日(火)-11日(日)、ギャラリー・マゴットで開催する僕と田住見(たすみ・けん)さんとの二人展。
タイトル等未定ですが、構想は着々練っておりますので、どうかお楽しみに!



  1. 2011/06/01(水) 23:07:58|
  2. 展示
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