OK,Darling. But What is Photograph?

だから写真って何なのよ/カマウチヒデキ

アパートメント記事更新『人物写真』

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長期滞在者になってから12回目のアパートメント更新です。

『人物写真』
http://apartment-home.net/long-visiter/人物写真/

なんかすんごい乱暴な論理の話になってるので(整理する気がなかった?)補足すると、風景、っていうのは人間の視覚の前に展開されるいろんな存在が、それぞれに関係あったりなかったりを含めて一緒に飛び込んでくるもので、どこか視点として一点を定めて意味づけをしても、その周囲には関係あったりなかったりする「並立するいろんなもの」が、見えたり見えなかったりして存在している。そういうのが「風景」だよなぁ、と思ったのがまずは最初。
内面的な何かを写し取ろうという一点突破的な人物の撮り方を放棄すると、人物写真も風景のようにいろんな情報が、その人物(人格的な意味の)と関係あったりなかったりのいろんな形で1枚の写真の中に混在しているのがわかる。
人格的な意味でのその人と無関係であるならば、僕はその人の何を撮ってるのだろうか。単純に「表面」と言っていいものかどうか。表面にしても、そこに同じベクトルではない付帯情報がてんで勝手に並立している。
人格的な意味のその人、ではないその人(表面)の写真は、その人とどういう関係があるのだろう、という問いをつらつら考えていて、もしかしたら人物写真はその写っている人と関係がない、とまで言い切れるんじゃないか、と考え、いやいや、結局「人格的なその人」というもの自体がフィクションみたいなものだし、という思考経路を経て、結局僕らが視覚としてキャッチする「人」って、想像上の人格、とりあえず目に見える表面、こちらには届かないその人固有の特質や、通奏低音としてある(と思われる)人一般としての共通項(多くは幻想だったりもする)、そういう多くの信号が、まとめてこちらに押し寄せてくる中から、自分が理解するのに都合のいい情報だけを選り分けて「その人」を認識しているだけやん。結局それって風景と一緒では?
という思考の順路が、裏にあります。
補足、長っ。
  1. 2014/10/20(月) 23:54:09|
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