
長々と時間をかけて読んできた『成城だより』が、ようやく、というか、とうとう終わりそうな感じ。名残惜しい。
大岡昇平76歳までの日記で、彼は3年後に79歳でこの世を去る。死ぬまで書いていて日記そのものが絶筆になるよりはいいが、それでも読みながら大岡昇平の余命を削っていくような感じが哀しい。
このまま残り読まずに置いとこかな。
「読み終わる」のが嫌で、わざと最後まで読まずに置く、ということを、よくやる。
昔コナン・ドイルのホームズ・シリーズにハマった時があって、あまりに面白くて最終巻まで読むのがもったいなく、最後の1巻をわざと読まずにやめた。
・・・まぁ、今となっては別に置いておくほどのものでもないな、という気がするが。
トーベ・ヤンソンのムーミン・シリーズも同じ。『ムーミン谷の十一月』をわざと未読。名作の誉れ高いので、ものすごく読みたいのだが(読めばいいのに)。
杉浦日向子が『百日紅』を最後まで描かずに逝ってしまったことについて、以前
別の場所で嘆いたが、未完というのはファンにとって本当に切ないものである。
大岡昇平の本当の絶筆『堺港攘夷始末』(中央文庫)が未完のまま刊行されているが、買うべきか、買わざるべきか。出版社品切れだが、1冊某書店に残ってるの、知ってるんだよなぁ・・・。買っとくべきだろうな。
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もともと来日外国人の日記というのは好きでよく読む。モース『日本その日その日』、ハーンの諸作等。
日本人作家の日記ももっと読んでみようかな。
内田百ケンはよく読んだけど、あとは山田風太郎とか武田百合子とか。
(ところで内田ヒャッケンのケンの字は「門構えに月」である。いくら当用漢字でないとはいえ、こんな有名人の名前に使用されている文字は、とっととPCで使用可能にすべきである。ついでと言っちゃ何だがクサナギツヨシのナギとか)
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本文とは関係ないが、上のlapalisさんの写真、会心のカットが撮れたと思ったのに右側に妙な現像ムラが・・・・。くそーっ!
あまりブローニーフィルムでヘマした覚えはないんだけどなぁ。
35mmのリールではいまだにヘマやらかしたりしますがね。
- 2007/11/28(水) 10:51:55|
- 読書狂
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