OK,Darling. But What is Photograph?

カマウチヒデキ kamauchi hideki

小檜山貴裕写真展『二月のうち』

kohi080602.jpg


小檜山貴裕写真展「二月のうち」。
京都・五条河原町近くのギャラリーmizucaにて6月4日(水)まで開催中。
13:00 - 20:00。

久々に、震えるほど感動した写真展です。
時間的に、地理的に、見るチャンスのある方は、絶対に見るべきだと思います。
静けさと切なさと悲壮なまでの清潔感と、ほんのちょっとの安らぎと。
こんなに美しい家族写真は見たことがありません。

コヒさん、目の前では照れて平気な顔してましたが、実は心底参ってました。
すごく良いものを見せていただきました。ありがとう。

こーかいコヒ山家

  1. 2008/06/03(火) 00:52:13|
  2. 展示
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

『ガチンコ』終了!

PALIS080601.jpg


2週間の『ガチンコ』、その前の『le modele』から勘定すると25日間にわたる、カマウチ・maggot月間が終了しました。
ご来場下さった方々、本当にありがとうございました。楽しんでいただけましたでしょうか。
来年は100対100の対決だ、とか、勝手なことを言ってる人がいますが(笑)、今のところ何も考えたくありません。
しばらく写真を忘れて虚脱したい・・・・嘘です。写真は忘れません。
ただ、早く風邪を治したい。。

・・・・・・

今回『ガチンコ』に来てくださった方々の感想に、プリントに関して分かれる意見が。
「眠すぎ、濃すぎ、暗部〜中間を犠牲にしすぎ」
「ちょっと暗すぎるんじゃない?」
という、今回の「眠&暗」プリントにに違和感を感じるという意見と、それが良い、と言ってくださる方と。

意図としては、濃度的には僕は間違っていないと思うのですが、まぁ、ぶっちゃけ印画紙の問題もあるし、今回の「焼き方」の問題でもあります。

今回はフジのRCペーパー(2号・光沢)1種類だけを使いました。ネガの濃度がどうであれ、コントラストがどうであれ、2号です。
で、41枚のモノクロプリントを作るのに、100枚入の箱をひとつ、使い切りませんでした。試しの段階露光に1枚、本番1枚、つまり1カットにつき印画紙を2枚しか消費していないのです。

10日間で撮ったネガ20本から46コマを選び(うち4カットはカラー、1カットはプロフィール用にインクジェット出力なので、暗室で焼くのは41カット)、それを3日に分けてプリントしました。一日平均14カット弱です。
とにかく、1枚1枚のクオリティよりも、スピードを優先させました。同じ号数の印画紙で、似たような調子でとにかく焼きまくるという、少々荒っぽい方法で「対決」感を出したかったからです。2号の印画紙にしたのは、まごさんが何となく硬調のプリントで来そうな気がしたから(アタリでしたね)。

で、あんな眠&暗なプリントにしたもんだから、RCペーパーのシャドウ部担当の銀たちが多少悲鳴をあげた感がぬぐえなかったのは、はい、認めます。
いずれ、気に入った写真は多階調バライタペーパーで焼き直してみようかとも思っていますが、今回の展示に関しては、一応僕の意図通り、なのです。

ところどころ挟まっていたカラープリントは、荒っぽいプリントの物量作戦で単調になりがちなのを、ちょっと異物感でクサビを打ったつもり、なんですが。あまり伝わらなかったですかね(笑
カラーとモノクロ、面質が違うのはどうなんだ、というご意見もいただきましたが、本人的には、はい、そういうつもりだったのです、今村さん(名指し 笑)。

・・・・・・

次は9月の、福永貴之君、山本瑞穂さんとの三人展『沈降速度』(ギャラリーmaggot)です。
撮りまくり&焼きまくりの、とにかく勢い重視だった今回とはうって変わった、重く深い写真になりそうな予感です。
詳細決まり次第順次お知らせしていきます。

  1. 2008/06/01(日) 01:39:15|
  2. 展示
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:7

『ガチンコ』最終日です!(明日の日曜はやってないよ)

haruka080530.jpg


『ガチンコ』最終日です。
皆様お間違えなきよう。明日の日曜はやってませんから。
で、今日土曜日も18時までですから。まだの方は18時までに。

僕は今日、開廊時間中は無理で、搬出にだけ行きますが、カマウチのツラを見てやろうという人は閉廊後に1時間ちょっと、まごさんとでもお喋りしといてくださればいいんじゃないかと(笑
ていうかまごさん、明日は閉廊19時半ってことでよろしく。それくらいにしか行けませんので。

それにしてもたくさんのご来場、ありがとうございます。
たくさんのコメントもありがとうございます。
嬉し涙ちょちょきれです。


・・・・・・

あ、写真↑は関係ないけど、頑張って38コマ目まで巻き上げようとして力尽きたビッグミニF君の健闘のあと。





  1. 2008/05/31(土) 00:17:19|
  2. 展示
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2

川端裕人/南方熊楠/アニ・ディフランコ

080529yumbo.jpg


カメラは持ち歩いているけど、全然写真撮れない。
風邪で体しんどくて、というのもあるし、「ガチンコ」で弾を撃ち尽くしたってのもある。

最近の読書。

■川端裕人の「育児もの」を二冊読んだ。『桜川ピクニック』(文芸春秋2007)と『みんな一緒にバギーに乗って』(光文社2005)。
古い『みんな一緒にバギーに乗って』の方が面白かった。男性保育士(男の「保母さん」)を主人公にした連作小説。

川端裕人は小説家というより、ネイチャー系のノンフィクションを書く人、として馴染んできた。『クジラを捕って、考えた』(PARCO出版1995)、『イルカとぼくらの微妙な関係』(時事通信社1997)、『動物園に出来ること』(文藝春秋1999)、『緑のマンハッタン』(文藝春秋2000)、『ペンギン、日本人と会う』(文藝春秋2001)など、どれも抜群に面白い。

とくに『ペンギン、日本人と会う』は、日本の動物園のペンギン飼育史なのだが、僕の知り合いの飼育員さんがたくさん出てきて、酒を飲んだらただの変態親爺に変貌するあのKさんが日本のペンギン飼育に骨身を削って尽力したこんな凄い人だったのか! とか、登場人物に知り合いが多いだけに感動もひとしお。
あ、僕はちなみに、最近全然活動に参加してないけど、日本ペンギン会議というペンギン飼育者や研究者で作る団体の会員です。
川端さんにもペンギン会議の全国大会で講演をお願いしたことがあります。
(著者名としての呼び捨て「川端裕人」と、お世話になった人「川端さん」を同文中に同居させるのって、なんだか居心地悪い・・・)

■松居竜五著・ワタリウム美術館編『クマグスの森』(新潮社とんぼの本2007)。
文章よりも、ビジュアルを楽しむ本。南方熊楠の粘菌スケッチや南方マンダラ等、関連写真満載で、熊楠ファンは買って損なし。

『クマグスの森』の写真を堪能した後に、水木しげる『猫楠』(角川文庫ソフィア)を久々に読み返す。
水木しげるの雑然とした構成力(?)と、南方熊楠の雑然としたスケールの大きさ(?)がシンクロして、まさに「雑然とした」傑作である。
「雑然」が誉め言葉に聞こえないなら、「奔放」と言い換えようか。
南方熊楠を描くなら水木しげる。なんか納得してしまう。
飼猫「猫楠」がかわいい。

・・・・・・

疲れて本が読めない行き帰りには、iPodでアニ・ディフランコ。
前からよく聴いてたけど自分の中でブーム再燃。
『Not A Pretty Girl』と『Dilate』は何回聴いても凄いなぁ。
自分がヘタってるときにはこういう攻撃的な音楽で景気づけ。単純(笑)

アニ、僕にシャッターを押す力を!




  1. 2008/05/28(水) 23:37:21|
  2. 読書狂
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:4

味覚

img582.jpg


最寄りのT駅の北側、賑やかな南側とは対照的に場末感全開の寂しい商店街(? と言っていいかどうか)の一角に、そう、古いといっても創業明治何十何年、みたいな風格があるわけじゃなくて、中途半端な、創業推定昭和50年、って程度の古さの大衆食堂がある。
たまに前を通るたび、この「中途半端な古さ」が気になって、変色した蝋細工の「焼きめし 500円」にソソられ、いつか機会があれば食ってやろうと思っていた。

風邪の症状がちょっと変わってきたので今朝も病院に寄って薬を替えてもらったのだが、病院と薬局で順番を待つうちに昼近くになってしまい、ちょうどいい、早く薬も飲みたいし、あの食堂で焼きめしを食ってやろうと、開店直後の食堂に入る。

和・洋・中なんでもありのメニュー構成で、厨房の中には推定50代後半の親爺が一人、ホールにはその母とおぼしき80歳くらいの婆さんが一人。
迷いなく「焼きめし」を頼む。
こういう店は丁半勝負である。
うまいか、まずいか。
親爺、大きな中華鍋を取りだして火を入れる。お、一応中華鍋で作るのか。豪快に火柱が上がる。期待していいかも。

よたよたと婆さんが焼きめしを運んでくる。コトン。
「お待ちどうさん」
「・・・・」
食う前にわかる。油ベチョベチョやん!
食う。
やっぱりまずい。

・・・・・・

たまーに、こういう食堂ってあるよね。親爺さん、なんで食堂やってるのん、みたいな。
前に職場の近所にあった沖縄料理屋は、なんていうか、ほんと笑っちゃうくらい料理のセンスのないおじさんが作っていて、たとえば「カラス豆腐」(冷奴の上にアイゴの稚魚=スクの塩辛を乗せたもの)を頼んだら、冷奴にスクを乗せて、さらにカツオブシと醤油をかけて出してくる。
塩辛いスクを素の豆腐に載せて食うから美味いのであって、カツオブシと醤油なんかかけたらブチこわしなのである。こんな濃いもの食えんのである。
「おじさん、カツオブシと醤油いらんの違う?」
「そうかねー。味気なくないかねー」
この塩辛いスクを「味気ない」という味覚で料理屋をやっちゃいけないと思うのだが。

この沖縄料理屋では三線教室もやってるとかで、店に三線が何本か転がしてあった。
酔ったカマウチはその三線を取り上げてりんけんバンドの「肝(ちむ)にかかてぃ」なんかを弾き語りしてみたら「お、兄ちゃんうまいね」などと誉めてくれる。
「どこで習った?」
「昔玉造にあった、めんそうれっていう沖縄料理屋で、そこの娘さんが弾いてるのを見よう見まねで覚えた」
「めんそうれ。ああ、オオタさんの店か」
「オオタさん知ってるの?」
「ああ、料理の上手い人だねー」

あのね、おじさん、普通料理屋ってのは「料理の上手い人」がやるもんなの!
本気でズッコケましたよ。

その料理の下手な沖縄料理屋のご主人は、何年か前に突然心筋梗塞か何かで倒れ帰らぬ人となった。当然店もなくなった。
下手くそ、マズい、といいながらも何回も通いたくなる、そういう「愛嬌のあるマズさ」の店だった。実際何度も通ったし。

三線教室をやるくらいだから上手いのかと思って
「おじさんナークニー弾いてよ」
「ナークニー面白くないよ」
「仲順流りとかは?」
「気分じゃないね」
とかいって、いつも自分のオリジナルだという演歌みたいな歌を三線かき鳴らして歌うのだった。結局あの歌しか聴いたことないよ、おじさん。

ああ、あのマズい沖縄料理をもう一回食べたいなぁ。
なんてことを思い出してしまった、今日の大衆食堂の焼きめし。
しかし、あれは愛嬌もへったくれもないマズさだった。



  1. 2008/05/28(水) 00:34:58|
  2. 日々
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:8

風邪引きました/佐内正史

palismoco080525.jpg


とうとう本格的に体調崩した。
前日の夕方から喉が腫れ、ノドチンコ真っ赤っか。体もダルかったのですぐに寝たのだけれど、今朝起きても腫れは退かずダルさもとれず。測らなかったけれど何だか熱っぽい。頭ボー。

大安の土曜日なので職場は大忙しなのはわかっちゃいるが、このままでは働けそうにないので、とりあえず病院で見てもらってから出勤することに。
家の近所の、まだ行ったことないけど評判のいい内科医院に飛び込みで入ってみたら、予約優先で1時間待ちだという。
ダルくて別の病院へ行くのもしんどいので、そのまま待つ。
何が1時間か。1時間半たっぷり待たされて、喉見てもらって、聴診器当ててもらって、「風邪ですね」。
まぁね。風邪ですわ。
風邪に名医も何もないよなぁ、そりゃ。

ともかく薬はもらったのですぐに飲んで出勤して、夕方頃にはちょっと効いてきたのか少し楽になってきました。
明日には治りそうな感じ。

病院の待合いで待ってるあいだ、買ったけど読んでなかった『PhotoGRAPHICA』の佐内正史特集号を、かなりじっくり読む。
僕は佐内正史は「写真集が出たら絶対に買う!」というようなファンではないが(実際持ってるのは青幻舎『生きている』だけだし)、彼がインタビューで語る言葉が、なんだか大好きなのだ。
何の雑誌だったか「写真家志望の若者に何かアドバイスを」と聞かれて「薄着。薄着がいいよ」。
たぶん、フザけて言ってるんじゃないと思う。だって、なんかすごく納得したもの。
二つ前のこの欄で紹介した「押すのが大事」っていう言葉も、なんか響いた。ものすごく考え込まされる言葉をこの人は淡々と吐くのだ。

今回の『PhotoGRAPHICA』も良かったですよ。
がんじがらめの意味とか言葉から写真を解きたいと言うけれど、そういう佐内正史はけっこう言葉の魔術師だという不思議。
彼の写真に、ではなく、なぜか言葉にばっかりやられてるカマウチです。
あ、写真も好きですが。

・・・・・・

『ガチンコ』あと1週間になりました。
月曜日は休廊ですから、実質あと6日間です。
まだの方はぜひ見に来て下さいね。

・・・・・・

○さんや□さん、プリント送りますといってまだ果たせてない方々、忘れたわけじゃありません。もう少し待って下さいね。ごめんなさい。

  1. 2008/05/24(土) 23:41:39|
  2. 写真
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:8

重量級

080523cameracamera.jpg


昨日、重いカメラは嫌だ、軽いミノルタコードはいいなぁ、ということを書いたら、テロメアさんが「ミノルタコードだって重い」と。
嘘だぁ、そんなに重くないよ、と秤に乗せてみたら、なんと1kg以上あった(家の台所秤が1kgまでしか計れないので詳しい数値はわからないが、とりあえず振り切っていた)。

1kgというカメラが重いかどうかは人それぞれだろうが、たとえば僕の常用カメラであるニコンF2に50mmF1.2というのは約1100gである。

他も調べてみました。
ライカM4にノクトン50/1.5なら850gくらい。
ビッグミニFは190g。これは軽いな、さすが。
ブロニカS2+75mmはなんと1780g! 重い!
ペンタックス67に105/2.4、うおー2300g! 漬け物もおいしくなる重さ!

・・・そりゃ腰痛にもなるわな。

ていうか、マスコットバットとはよく言いましたねテロメアさん(笑)

しかし、腰痛と引き替えに、重いカメラはブレにくいわけで、今回の展示の写真でも1/15秒とか1/8秒とか、手持ちでガンガン撮ってるんですが、けっこうそれなりにイケてますよ。
重量級といえばブロニカも、シャッターを光軸方向へ押すのでほとんどブレません。相手さえ動かなければ1/8で止められます。

軽いカメラってブレちゃいますもんね。
ミノルタコードで低速切ったら、ファインダー覗きながらチコッ、とシャッター音がする間にしっかり画面が流れてるのがわかってしまう。
ストラップを短く括って下方にテンションかけながらオデコにくっつけて撮る、ってのが二眼・低速の正解かな。
(そんな苦労しなくても重いマミヤ二眼がありますよ、ってア○シ君の声が聞こえてきそうだが・・・)

しかし婚礼スナップの仕事をするときなんかは、EOS-1系のカメラ2台にLズーム3本と50mm、ストロボ2個にバッテリーパック、なんて装備で撮るわけだから、それを考えたらまぁ、1台ならペンタ67ですら「軽い」部類なんですが。

・・・・・・

昨日ギャラリー来場者が少なくて寂しかった、と愚痴った効果で、今日はたくさん見に来ていただけました。
みなさんどうもありがとうございました。
あと開廊日8日間ありますから。何回でも見に来てください。




  1. 2008/05/22(木) 23:58:37|
  2. カメラ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:9

押す

080521greenlight.jpg


ええー、『ガチンコ』開催中です。今日(5/20)初日は会場へ行けませんでしたが。
二週間あると思って油断してたら終わっちゃいますよ。皆様万障繰り合わせの上、早めにギャラリーmaggotへ。

とりあえず明日(5/21)の晩と明後日(5/22)の晩は在廊できる予定です。
8時までやってますから、仕事帰りにでも間に合います。大阪近郊の方よろしく。

・・・・・

大判カメラかついで一発勝負、だとか、二週間で撮ってプリントして展示する、とか、なんか「拘束系」の撮影ばっかりしてたので、今はもう、心身共に虚脱状態です。
基本「ドS」だと思われているカマウチですが、案外「ドM」なのかもしれません。条件に拘束されまくって撮るのが好きみたいです。

しかし、こういうのは続くと、本気で心身を消耗させます。
しばらくカメラは持ちたくない・・・・・・・・・・・・・・・・・・重いのは。

というわけで昨日からカメラをミノルタコードに換えているカマウチです。
軽いカメラってなんて素敵なの! 

・・・・・・

佐内正史が何かのインタビューで拘泥していた言葉「シャッターを押す、っていうこと」。
何を撮る、じゃなくて「押す」ということが大事、だと。
正確に意味を煮詰められないまま、不思議と頭の片隅に残り続けるフレーズで、押すとは何か、何に対するアクションなのか、何の確認作業なのか、みたいなことをずっと考えていたのが、昨日のしんがいさんとの会話で、ふっとしんがいさんの口から正解のようなものが発せられて、ふわりと浮いて、すっと消えていった。

言葉の意味とかじゃなくて、そのときのしんがいさんの口調なのかもしれないし、抑揚なのかもしれないし、やっぱり厳然と理屈なのかもしれない。
瞬間理解して、考えるうちにボヤけて、あっさり霧散していった何か。

「正解」って薄情だ(寂)。


  1. 2008/05/21(水) 01:59:47|
  2. 写真
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:22

5月19日『ガチンコ』前日

080520gachinkostartb.jpg


5月19日、前の日に全部設営が完了できなかったので仕事を昼で切り上げて二時過ぎからギャラリーmaggotで準備の続きをする。
といっても、今回は壁面に直接ピン打ちしてるので、先日打ち損ねて曲がったままのピンを打ち直したり、最終的に並び順をチェックして若干訂正したり、その程度なんだけど。

3時頃、出張のついでだというしんがい氏が来てくださる。
しんがいさんは以前 [OSAKASEVEN] のときに初めてお目にかかって、以後、大阪の中古カメラ屋でバッタリ遭遇したり(笑)したこともあったけど、ゆっくりお話しするのは初めてだった。

いつもこのブログに鋭いツッコミを入れてくださるしんがいさん、オープン前の展示を見ていただいて、直後に「こういう、人が写ってる写真って、カマウチさんの、すごくいいと思うけど、これとかね、どうでもいい写真ですよね」と、いきなり「まぁベタだけど、こういうのもアリかな」くらいに考えてた、正直「数増し」的な写真にチェックが入る。
実に的確です。さすがです。

そのあと色々写真について話したことの要約はしんがいさんのブログ参照。

他にも色々話しましたけど。自分の写真に対する責任の持ち方の軽重の話とか。藤原新也の今と昔、とか。

川内倫子の『AILLA』への感想には、一言一句完全同意。
ああいう天才作家の極北的写真集が、ちゃんとレジ横に平積みされて売れている日本という国の凄さというか不思議さというか。実際そら恐ろしく壮絶な写真集だと思うんですが、理屈じゃなくて、なんか迸るものを感知する能力というか、そういうのをちゃんとわかる人達が相当数いるってことですもんね。レジ横に積まれて「売れる」くらいに。

話しているうちに思ったのは、まぁ前々から入れてくださるコメントででも思ってたことなんですが、結果的にものすごく似たことを写真に対して考えていて、共感できる部分がとても多いのに、そこに至る考え方の筋道が、みごとに違うということ。
こんな言い方をして失礼でないなら、多分同じ山頂を見て登ってるのに、東から西から、まったく違う尾根からアタックしてる感じ? がします。
「同じ山頂? 違いますよ。勘違いですよ」とか言われたらヘコみますが(不安)。

・・・・・・・

とにかく準備は出来ました。
今日からスタートします。
ギャラリーmaggot『ガチンコ』大木一範vs.カマウチヒデキ。
http://gallery.maggot-p.com/
偶然数もぴったり、46枚づつ(笑)
そういうところまで、なかなか名コンビというか。

しんがいさん曰く「年齢が逆って感じですね、二人の写真」。
うーん、たしかにそうかも。

お楽しみに。



  1. 2008/05/20(火) 10:18:44|
  2. 展示
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:5

『le modele』終了いたしました/『ガチンコ』始まります!

080519selfpentax.jpg


ギャラリーmaggotの『le modele』終了致しました。
来て下さった方々、本当にありがとうございました。カマウチ初の大判写真はいかがでしたでしょう? 250mmが準広角という、驚異の被写界深度、ちょっと病みつきになりそうな世界でした。

しかーし。
暗箱はもうロッカーに押しやって、『le modele』の展示期間中、カマウチはペンタックスの鬼となって爆写しまくっておりました。
そう、『le modele』終了した途端に、『ガチンコ』搬入なのです。

僕もまごさんも四十数枚ずつ。90枚ちかく(正確に数えていない)の写真たちがギャラリーmaggotの壁を埋めました。
うううう、もっと埋めたい!
まごさんは『100枚、100枚』っていう企画展やろうか、とか言ってますが・・・・簡単に言うなぁ(苦笑)。

とにもかくにも、20日(火)より始まります。
ちょっと、なかなか、面白いですよ!

展示準備の様子(5/18)
  1. 2008/05/19(月) 01:49:00|
  2. 展示
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:5
前のページ 次のページ